尾久車両センター公開 2014 その12 EF65 1115号機
2014年11月15日の尾久車両センターの公開、今回は11月15日だったから1115号機が展示されたのかどうかは、分かりませんがまさにブルトレブームの頃、東京機関区にあって連日連夜、東京発ブルートレインを牽引したEF65PFタイプ第7次車グループの1両 EF651115号機です。
「はやぶさ」のHMをつけて展示されたEF65 1115号機 2014/11/15 尾久車両センター
1115号機を含む第7次車1092号機から1118号機は昭和52年度第一次債務予算で、紀勢本線電化開業、および旧形機関車陶太を名目に製造されました。本来の目途は台枠に亀裂が見つかったP形の置き換えであり、P形の場合と同様に番号の若い4両、1092-1095号機が下関運転所に、1096-1116号機の21両が東京機関区に、1117、1118号機の2両が新鶴見機関区に配置されました。
沖田祐作氏の機関車表から履歴データです。
EF651115 川崎重工兵庫工場=606/= 富士電機 1978-08-23 E96tBBB(1067)
車歴;1978-08-23 製造→ 納入;国鉄;EF651115→ 配属;関東支社→
1978-08-23 配置;東京→1985-03-14 新鶴見→1986-11-01 田端→
1987-04-01JR 東日本;EF651115→ 配置;田端運転所→
2003-04-01 現在;田端運転所→2008-04-01 現在;田端運転所
EF65 501号機と並ぶと同じEF65とは思えないほど、両車のイメージが異なることが分かります。逆側のエンドは丸「富士」HMでした。
東京区、下関所配置車は重連や寒冷地運用はないため、配置直後から保守合理化のため、スノープラウや汽笛カバー、ホース類が外され、砂撒き管ヒーターの配線もカットされました。
24系25形「あさかぜ」を牽引 1979/1/2 保土ケ谷
両側HMで「出雲」を牽引して東京駅10番線到着後、機回しへ 1980/12/8
この日は京都で学会が開かれるために、新幹線に乗車するために東京駅に到着し、ついでに「出雲」を撮影しました。元ビートルズのジョン・レノンがニューヨークで射殺されたニュースに接したのは、この旅行の途上でした。
品川から「富士」の回送列車を牽いてきて、13番線に設置後、11番線を通って機回しする1115号機
1985年4月の改正で「はやぶさ」にロビーカーが連結されることとなり、EF65PFでは速度維持が不可能と判断され、「出雲」「瀬戸」を除いた九州ブルートレインはEF66の牽引となりました。
2004/5/8 グレードアップされた「出雲」を牽引して有楽町を通過
千里丘を通過する急行「銀河」 2005/8/23
新座駅に接近する専貨列車 JR貨物に貸し出し 2006/2/11
2006/11/18 銀河を牽引 岸辺
屋根上の台形の突起(扇風機?)はこの頃から。
2010/4/3 12系で組成された団体臨時列車を牽引して大宮に接近
八丁畷方向からやって来て鶴見で新川崎方向へ折り返す単機 2011/9/23
2013年の大宮センターの公開でも展示されていました。
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