速報版 2015夏の旅行 広島・山口・島根編 4日目 その12
北公園でC56131保存機を見学した後は、松江城に向かいました。
大手木戸門跡の入口から天守閣を望む
この地図でいうとちょうど南西の角の位置が大手木戸門で
堀尾吉晴公の像
昨日の記事で触れた堀尾氏による松江開府の歴史
松江城は別名 千鳥城とも言い、平山城であり、天守閣はこの7月8日に国宝に指定されました。こういった幟がお城の周りでよく見かけました。急行などで使われた「ちどり」はこれに由来するのですね。
江戸時代までは松江藩の藩庁として出雲地方の政治経済の中心でしたが、明治時代初頭の廃城令で存城処分(陸軍省所管)となったため、天守閣以外はすべて払い下げられ撤去されました。
廃城令により、天守を除く建物は4円から5円で払い下げられすべて撤去され、天守も180円で売却されることになりましたが、出雲郡の豪農の勝部本右衛門や元藩士の高木権八が同額の金を国に納めるかたちで買い戻され、保存されることとなりました。
大手門跡を通り、
二の丸下の段あたりは,かつて米蔵 (主として藩士の扶持米の貯蔵用)があった場所です。
長い直線の階段を上り、三の門跡へ
三の門を入ると二の丸で、
この建物は太鼓櫓で城内に号令や時刻を告げる際に用いられたと考えられています。2001年に復元されました。
また二の丸には松江神社もあります。
この神社は1899年(明治32年)に城に関係が深かったかつての藩主、(松平直政、堀尾吉晴、松平治郷(不昧)や徳川家康を合祀し、松江神社と改称されました。
二の門、一の門を通るといよいよ本丸で天守閣は目の前です。
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コメント
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B767ー281様こんばんは。急行「ちどり」はお城の別名に由来していたとは!昔は大仙、アルプスなどなどどこを走っているのかすぐわかる名前が旅情を誘いましたね。今は味気ない感じです。またまたお邪魔しました。
投稿: 細井忠邦 | 2015年8月20日 (木) 18時02分
細井忠邦さま、おはようございます。
昔から山陰のあの辺りを走る列車にその愛称が使われているのは知っていましたが・・・
千鳥といえば、浜千鳥、千鳥ヶ淵、お笑いコンビ、福岡の地名、大田区の地名などいろいろあるようですが、松江城の別名だったとは今回初めて知った次第です(笑)。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2015年8月21日 (金) 04時06分