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2015年8月25日 (火)

保存施設と車両 名鉄旧美濃駅 part4 モ512

昨年夏に美濃市を旅した際に訪問した旧名鉄美濃市駅訪問の記録、モ593、モ601と見てきましたが、今回は現在、揖斐線と谷汲線の分岐駅だった黒野駅に一時的に里帰りしているモ512号の話題です。

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モ512号 2014/8/11 旧名鉄美濃市駅 

モ512号は先日ご紹介した岐阜市内金公園に保存されているモ513号、通称「丸窓電車」で1926年(大正15年)製で美濃電気軌道ではセミボ510形と呼ばれた形式でした。511~515の5両が製造され、80年近くに渡り活躍し、2005年3月31日の美濃町線廃止で廃車されました。モ512号は2000年に旧美濃駅に搬入されました。

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今年2015年は
岐阜市内線、揖斐・谷汲線と美濃町線が廃止されて10周年であり、かつて揖斐線と谷汲線の分岐駅だった黒野駅は黒野レールパークとして整備されており、そこにかつての花形電車モ512号を展示したらとの企画が持ち上がり、大野町が借り受ける形で、4月から来年3月末までの1年間、黒野レールパークに里帰りとなりました。(経緯は「達人に訊け!」のBlogに詳述されています)。

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特徴的な丸窓は内側からも丸窓です。

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座席は撤去されていました。

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ちんちん電車を彷彿させるセンター方式の運転台でした。

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メーター類は圧力計が2個のみ

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台車はJ.Gブリル社製27MCB-1型の国内デッドコピー製品の日本車輌製造製27MCB1型釣り合い梁式台車でした。

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コメント

こんにちは~。モモパパです。
名鉄510形。
現役時代は2-1のクロスシート車でしたね。
懐かしいな~。
黒野駅から支線として走ってた谷汲線に走ってたのを思い出しました。
もちろん510形に乗って。
丸窓が時代を感じさせますね。

モモのパパさま、こちらにもありがとうございます。

わたしもこの昨年夏の旧美濃市駅訪問で、すっかり美濃町線や名鉄の路面電車の魅力の虜になりました。黒野駅や関連の施設も機会があれば訪問したいですね。

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