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2015年9月13日 (日)

東京総合車両センター公開 その1 901系 209系900番台

新シリーズとして、8月22日に開催された「東京総合車両センター」、大井工場といった方がしっくりくるかも知れませんが、の公開の様子(夏休みフェア2015)を報告しようと思います。

150822_4 2015年のエントランスの歓迎横断幕

050827_2 2005年の公開時のもの さすがに同じものを掲出はしていないようでした。

現在の組織になったのは2004年6月1日のことで、大きくは1909年(明治42年)に品川駅構内に開設された新宿電車車庫品川派出所、それが発展して1967年に二階建て電車基地となった大崎電車区~山手電車区と、1871年(明治4年) 新橋工場として新橋に開設され、1915年(大正4年) 大井工場が合併しました。その後、2013年3月16日、田町車両センターが廃止され、東京総合車両センター田町センターになりました。

050827 2005年公開の際に撮影していたセンター沿革の説明板 2005/8/27

毎年、8月の第3土曜日辺りに「夏休みフェア」として一般公開されていますが、私自身は2005年以来、10年振りの訪問となりました。今回のレポートでは10年前の公開の様子も含め、入場、展示されている車両を報告しようと思います。

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入口入ってすぐの場所に展示してあった クモハ101-902 2005/8/27

2005年の公開時は101系試作車 モハ90 標記はクモハ101-902 (量産改造後のスタイル)が入口すぐの場所に展示されていました。

101902_140524_2 クモハ101-902 2014/5/24 鉄道博物館

現在、クモハ101-902は大宮の鉄道博物館に展示され、車内も公開されています。

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妻面のビードはシート貼り合わせ工法(2シート工法)が採用されているため。

9011_150822
代わって同じ場所にはクハ901-1 後のクハ209-901が展示されています。

209系は老朽化が進んだ103系の置き換え及び輸送力増強用として、1993年4月から京浜東北線、根岸線、南武線に本格投入された通勤電車で、JR東日本においては「新系列車両」の嚆矢となった系列です。上の説明にもあるように『重量半分・価格半分・寿命半分』が達成目標として掲げられ、1992年にまず試作車として901系A,B,Cの3編成が登場し、試用されました。
209_90_070624 901系 A編成 209系90編成 2007/6/24 川崎

A編成 (後に209系900番台) 川崎重工業が製造

制御装置 富士電機製のパワートランジスタ素子 (1,200 V - 300 A) 1C1M方式を採用
車体    2シート工法(川崎重工業独自の製造方法)
側窓    大型1枚窓
室内    7人掛け座席部の中央の荷棚を省略(量産化改造に際し増設)
CP     スクリュー式空気圧縮機(量産車に採用)
直動空気式ドアエンジン
2ハンドル式マスター・コントローラー(量産化改造に際しワンハンドル化)

209_91_020910 901系 B編成 209系91編成 2002/9/10 東十条

B編成 (後に209系910番台) 東急車輌が製造

制御装置 東芝製GTO素子 (4,500 V - 500 A) 1C1M方式(後に255系に採用)。
車体    在来工法を改良 前面FRPの厚さが他の編成より薄い
台車間距離   13,800 mm 、先頭車全長   20,340 mm
側窓    2分割方式
CP     レシプロ式空気圧縮機
電気式ドアエンジン
1ハンドル式マスターコントローラー

209_92_070203 901系 C編成 209系92編成 2007/2/3 川口

C編成 (後に209系920番台) 4,5号車のサハ901 2両を大船工場、それ以外は川崎重工業が製造

制御装置 三菱製GTO素子 (2,500 V - 2000 A) による3レベル制御1C4M方式(量産車に採用)
車体    川崎重工業製造分が2シート工法、大船工場分が在来工法の改良型
       大船工場製造分の台車間距離は 13,800 mm
側窓は川崎重工業分が1枚窓、大船工場分が2分割方式
CP     レシプロ式空気圧縮機
直動空気式ドアエンジン
2ハンドル式マスターコントローラー(量産化改造時に1ハンドル化)

それぞれの編成は上記のような違いがありました。量産形は京浜東北線などでの運用終了後、千葉地区での運用に向けて大量に改造されましたが、試作の3編成は改造されることなく、廃車となりました。

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コメント

B767-281様こんにちは。209系ですか。出た時に何じゃこれ!と思った電車です。寿命半分、何とか半分と言ってましたね。京浜線での窓開かない事件など好きになれない車ナンバーワンです。その後再登板で房総地区に行ったのは良かったかな?失礼いたしました。

細井忠邦さま、おはようございます。

わたしもこの209系とか、交流用の701系とか、如何にもアルミの弁当箱のような電車はいまいち好きになれない車両でした。その後、500番台が登場し、E231系になって行く過程でだいぶ回復しましたが。

B767さん…おはようございます(^^)オレンジバーミリオン塗装の101系ですね‼︎ん⁇【東京競馬場前】ですか…⁇209系は、現在房総地区で運用されているとはね。

こんにちは~。モモパパです。
東京総合車両センターの「夏休みフェア」に行かれたんですね。
元太井工場。
きっとたくさんの車両が公開されてたんでしょうね。
僕、ゆる~い鉄道ファンなので車両にはあまり詳しくは無いのですが。
101系と初期型の低運転台の103系の見分けがつかないぐらいですから。
情けない・・・。
さらには209系にも乗ったことがありません。

マスダっち1971さま、モモのパパさま、おはようございます。

209系は、6両、もしくは4両で千葉地区に投入され、それ以前に投入された高崎からの211系を中央本線に追いやりましたね。トイレや、クロスシート化でだいぶ印象は変わっていますが。

大宮の鉄道博物館に展示されたオレンジ色のクモハ101-902号車と対向して4月29日にグランドオープンした京都鉄道博物館に同じくオレンジ色のクハ103-1号車が展示されていました。

M・Aさま、はじめまして。

コメントありがとうございます。
京都鉄道博物館行かれましたか、関西で長く活躍したクハ103の1号車が保存展示されているのは嬉しいことですね。

これからも宜しく、お願い致します。

葛西の地下鉄博物館に展示されている丸ノ内線の赤い電車300形の301号車はクモハ101-902号車よりも4年年上です。

M・Aさま、おはようございます。

葛西の地下鉄博物館、行かれましたか。わたしも昨年夏に初めて訪問しました。

小学校の3年から高校2年まで、荻窪駅が最寄り駅だったこともあり、丸ノ内線の300形~500形はよくお世話になりました。独特の臭いも覚えています。

久しぶりにあの電車にあえて感激したのを思い出します。

ここにもトップナンバー車があります。
名古屋港の金城埠頭にあるリニア鉄道館に湘南色のクハ111-1号車が展示されています。

M・Aさま、おはようございます。

リニア鉄道館のクハ111はトップナンバーですね。
わたしも何かの機会に記事として触れようと思います。

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