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2015年9月 6日 (日)

京急ファミリー鉄道フェスタ2015 part4 2代目800形

2015年5月24日、久里浜の京急ファインテックスで開催された京急ファミリー鉄道フェスタ、今回の記事から展示された現役車輛を系列ごとにみて行こうと思います。

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イベント当日の電車撮影会の様子 左から前回の記事でご紹介したデチ15-16、800形、1500形、2000形、さらに二代目1000形、2100形、600形が顔を揃え、多くの方が撮影していました。

京浜急行で現在活躍中の旅客用車輌は 新しい方から
1000形(2代目) 2002年登場
2100形      1998年登場
600形(3代目)  1994年登場
1500形      1985年登場
2000形      1982年登場
800形(2代目)  1978年登場   となっています。  
     
京急の場合、系列名でも系という字は使わずに形式の形を使うのが特徴の様です。

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800形 最終増備車グループの826編成(最初から6連で登場した編成) 2015/5/24 京急ファインテック

まずは2代目800形です。800形は1978年12月26日に竣工、27日から営業運転を開始した通勤形で、用途は普通電車用で、1986年まで132両が製造されました。

初代800形1958年にデハ800形、デハ850形として4両製造され、初代1000形の試作車となった編成で、1965年、1000形(1095-1098)に改番され、1000形量産車と性能を揃える改造が行われました。

初代の1000形が必要両数に達していたので、省エネルギー機運に合わせ、界磁チョッパ制御、電力回生ブレーキを採用した11年振りの新車となりました。

3両、全電動車構成で1台の主制御器(東洋電機製造製ACRF-H12100-770A)で12台のモーター(KHM-800:東洋製TDK-8570-A、三菱製MB-3242-ACの総称、出力100kW)を制御する方式とし、端子電圧低下に伴う、電流の上昇、回生ブレーキ使用中のパンタグラフの離線対策のため、中間車はパンタ(東洋製PT-43系形菱形パンタグラフ)2個となりました。定格速度は普通列車用ということで33.1km/hと比較的低速になりました。補助電源装置は東洋製TDK-3320Aブラシレス電動発電機 (BL-MG)、100 kVA、空気圧縮器はC-2000MまたはC-2000L、レシプロ式を装備しました。

京急の伝統(日野原イズム)に則り、前照灯は1灯、片開き扉方式とし、これ以降はこの方式は踏襲されていません。車両番号がハイフンで示されるのも初めてでした。

車体は普通鋼製、地下鉄乗り入れは考慮せず、片開き4扉、前面非貫通、右手操作式ワンハンドルマスコン、全電気指令式ブレーキ、界磁チョッパ、電力回生ブレーキ、黒地方向幕は京急では初めてであり、登場の年1978年は京急創立80周年であったため、800形と命名されました。全長は先頭車が18,500mm, 中間車が17,860mmとなりました。冷房装置は先頭車が屋上分散式 三菱CU-123 中間車が屋上集中式 三菱CU-71CまたはCU-71D、DNとなりました。

時代的、技術的に西武の車輛と比較すると2000系1977年製造初年、界磁チョッパ、電力回生ブレーキ付きで1987年までに128両製造されているのとよく一致します。

1978年から1981年にかけて3両編成25本が製造され、1982年から1986年にかけて15編成に中間車3両を新造し、6両編成化、1986年に6両編成2本が追加され、132両製造となりました。1994年から2001年にかけて更新工事が行われました。

座席はオールロングシート、窓枠は日本の鉄道車輛として初めてFRP製の窓枠が採用されました。

編成は 浦賀方 M1c M2 M3c の3両編成で番号は 801-1 801-2 801-3 となりました。
804編成まで1979年1月までに製造され、これら4編成は試作編成と呼ばれました。1979年6月に805、806編成が製造され、先行量産車と呼ばれました。1979年11月に807から812編成が製造され、808編成はヘッドライトが角形となりました。
1980年3月、813編成から818編成が製造され、登場後1年間の使用実績を反映して、設計変更がなされました。1981年4月に819編成から825編成が製造されました。

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1980年3月に製造され、1982年3月に中間車が追加された818編成 2011/5/8 花月園前
確かに「ダルマ」というニックネームが似合うスタイルです。登場当時は側面の白帯は窓全体を覆うスタイルでした。

1982年3月、6連化用に中間車 M3 M1' M2が製造され、番号は 813-3II 813-4 815-5 から819までと823編成組み込み用の8編成分が製造されました。全長は-2に準じ、冷房装置も中間車タイプで製造されました。6連化に伴って、品川方先頭車は-6に改番されました。1983年3月、820~824編成への組み込み用3両が増備されました。
1986年8月
、811・812・825編成用3両と6連編成826と827が増備され、製造は終了しました。

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最終増備中間車を組み込んで6連化された811編成、品川方先頭車は-6に改番 2010/6/13 八丁畷

1994年から2001年更新工事の際に801編成から810編成をそれぞれ、2本ずつ運転台を撤去し6両編成化する改造が行われ、

  M1c    M2     M3      M1     M2    M3c
801-1 801-2 801-3 802-1 802-2 802-3   という風に6連5本になりました。

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更新工事の際に6連化された807編成 2011/5/8 生麦

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上の編成 品川方の先頭車は808-3 上述の通り、最初に角形ヘッドライトを試用した編成で、後に全車がこのスタイルとなりました。

2011年度から廃車が始まっており、801, 803, 805, 807, 809, 811, 813, 814 編成が既に廃車となっています。

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コメント

B767ー281様こんにちは。京急も形=けい、でしたか!初めて知りました。小田急がそうなのを子どもに聞いて驚いていましたが(^_^)800形に廃車が出ていることも知りませんでした。どうも頭が国鉄偏重でいけません。これからも勉強させてくださいませ。宜しくお願い致します。

細井忠邦さま、おはようございます。

わたくしも京急は沿線住民であったことが無く、乗車経験もあまりない鉄道会社なのですが、こういった機会にきちんと全体像を掴めたらと思っております。
系でなく形だったことも初めて知った次第です。
800形を西武に置き換えると2000系となるので、西武の2000系もそろそろかなと感じる次第です。

B767さん…こんばんは(^^)京急の800形ですね。正面見てると…やっぱ「ダルマ」ですね‼︎

こんにちは~。モモパパです。
僕は京急車両についてあまり詳しくないのですが京急車両といえば赤地に白のラインですね。
僕の地元名古屋鉄道も赤い車両がトレードマークですから親近感が沸きます。でも最近の車両は赤い車両じゃなくなってきましたが。

マスダっち1971さま、モモのパパさま、おはようございます。

京急のいろいろな車両と比べても800形のダルマというのはピッタリの渾名ですね。

名鉄の車両もかつては赤メインに白い帯でしたね。

B767さん…こんばんは(^^)2000形の行先方向幕に【平和島】があったんですね‼︎800形ですが、登場当時は3両+3両=6両編成だったのを今でも思い出しますね。窓まわりも白かったですね。

マスダっち1971さま、おはようございます。

私は京急に関してはあまり乗車経験がないので、品川から羽田空港くらいしか乗っていないので、平和島行きがあるかないかも知らないのですが、珍しいのですね。

800形に関しては、登場時は今と随分違っていたようですね。

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