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2015年11月24日 (火)

パリの6つのターミナル駅巡り オステルリッツ駅 1

パリの6つのターミナル駅の話題、今年3月から13回に渡ってリヨン駅や車両の関係からモンペリエ駅で見た車輌を紹介してきました。その写真もほぼ全て紹介しましたので、今回からは時計回りに次の駅である、オステルリッツ駅 (Gare d'Austerlitz)に行きたく思います。

ターミナル駅(始発駅)としてはリヨン駅の東南にベルシー駅 (Gare de Paris-Bercy)もありますが、こちらは規模も小さいため、6つのターミナル駅には含まれない様です。かつてオステルリッツ駅にあったオートトラン(カートレイン)の発着施設は2000年にベルシー駅に移転しました。

Bercy_090312_paris リヨン駅到着寸前に列車から見えたパリ・ベルシー駅  2009/3/12

今月13日夜には世界を震撼させた同時多発テロ事件がパリで発生し、130名の尊い人命が失われました。パリはその後も非常事態が継続中です。確かにこういった事件で尊い人命が失われることは決してあってはならないことですが、テロがあったのですぐに報復では、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロの教訓が全く生かされていないことも意味し、無意味な報復の連鎖に繋がり、武器が消費されるだけかと思います。やはり、こうしたテロが発生する原因をきちんと究明し、社会の歪みを是正する努力が必要かと思います。

090312 リヨン駅から南へ ファン・ゴッホ通りに沿って、セーヌ川北岸沿いのラペー通りを渡り、

090312_10 セーヌ川をシャルル・ド・ゴール橋 (Pont Charles de Gaulle)で越えます。

090312_2 対岸にはカルチャーセンター (Les Docks - Cité de la Mode et du Design)が見えています。

090312_3 一方、川の反対側(北西方向,下流方向)ではオステルリッツ高架橋 (Viaduc d'Austerlitz 1904年製) でメトロ5号線が川を渡っています。

090312_4 オステルリッツ駅 駅舎 2009/3/12

090312_6 オステルリッツ駅の看板

オステルリッツ駅はパリの13区にあり、フランス南西部方面への列車が発着する駅です。近郊線RER C線やメトロ5号線も通っており、メトロ10号線の始発駅でもあります。

パリから南東部郊外Juvicyまでオルレアン鉄道が開通した1840年9月20日に、駅は開業しました。このときの起点は簡素なものだったそうです。1843年にオステルリッツ河岸に本格的な駅が開業しました。この頃、オルレアンまで鉄道は開通し、1846年にはトゥール、1851年にナント、1852年にボルドー、1855年にクレルモン=フェラン、1884年にトゥールーズまで路線は延びました。駅舎は1867年のパリ万国博覧会に合わせて建設されました。

1900年にはパリ万国博覧会に合わせてオステルリッツ駅からオルセー駅まで地下線が開業し、オステルリッツ駅も大きく変化し、ホームは駅舎の南側の空間に移されました。ホームは中央にオルセー駅方面への直通列車用の島式ホーム2面4線があり、その東側に出発列車用、西に到着列車用の頭端式ホームが置かれました。

090312_5 頭端式ホームに入線した機関車牽引列車

メトロ5号線の乗り入れは1906年6月2日のプラス。ディタリー~ガール・ド・ドルレアン間の開業時で、7月14日にはセーヌ川を渡り、北へ延伸されました。

090312_7 駅舎内部の壁画

1938年、鉄道国有化でオステルリッツ駅はフランス国鉄の駅となり、1939年、オルセー駅は近郊列車線用駅になり、オステルリッツ駅が再び長距離列車用の始発駅となりました。1939年7月12日メトロ10号線も乗り入れました。オルセー駅の地上部はその後、オルセー美術館 (Musée d'Orsay)になりました。

090312_8 駅舎内の売店群

090312_11 案内表示 フランス語が分からなくてもアイコンで意味がわかります。リヨン駅へは歩いて行けることも分かります。

1990年9月LGV大西洋線 (LGV Atlantique、ligne nouvelle 2、LN2) が開業し、パリから南西部への昼行列車の多くは一部の例外を除いてモンパルナス駅発のTGVに代わり、オステルリッツ駅発の列車は大きく減少しました。

090312_9 出発列車の案内 昼の列車はかなり少ないようです。

090312_2_2 ホームは閑散としていました。

7_090312 駅前からはセーヌ川を横切るメトロ7号線も見えます。

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コメント

B767-281様おはようございます。綺麗な駅ですね。全体的に美術品のような。その中でも現代的な表示が垢抜けていますね。テロに関して、私も同感です。憎しみの連鎖を絶たなければ。

細井忠邦さま、おはようございます。

最近パリのニュースが多く、街並みなどもよく紹介されていますが、ディファンス地区を除いた旧市街地区は厳しい景観保存条例で守られているので昔の街並みが保たれているのかと思います。

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