東海道新幹線開業から50年 その24 ひかりプラザ「新幹線資料館」
前回の記事では1969年に製造された951形試験電車について触れましたが、今回はその951形が保存されている国分寺市ひかりプラザと951-1の車内の様子について触れようと思いま
す。
現在の鉄道総合技術研究所 正門から 2015/10/4
表札
国分寺市光町にあります。前回の記事の細井さんのコメントにもありましたが、一帯は元々「平兵衛新田」と呼ばれておりましたが、鉄道技術研究所で新幹線の基礎研究が行われていたことにちなんで「ひかり」号から名前をとって光町となったそうです。
私も小学校が国立駅の南側にありましたので、国立駅の北側にはよく来ており、当時は戦争中に掘られた防空壕などが残っている場所もあり、そこで遊んだのを記憶しています。かつては国立駅から鉄研までの引き込み線もあり、そこを伝わって歩いたことも思い出されます。
ひかりプラザ 本館玄関 2015/10/4
ひかりプラザは鉄道総合研究所の正門前に道を隔てて向かい合って建っており、地上5階、地下1階の建物です。国分寺市の社会教育課、教育センター、教育委員会などがオフィスを設けており、新幹線資料館は本館に併設されています。
新幹線資料館の案内板
951-1の車両1両分が資料館となっており、
なぜか1993年までですが、「新幹線のあゆみ」 さらには1907年から1994年までの流れを詳細に紹介したパネルもありました。
東京~大阪間の所要時間の変化
日本の新幹線に
ヨーロッパの新幹線 などの写真展示
新幹線スピードアップのために研究されたロングノーズモデル SUS
さらには風洞実験用ですか、木で製作された流線型モデルもありました。
架線やレール関係の展示もありました。
3列分のシートもあり、読書が出来るようで
「しんかんせんぶんこ」として鉄道雑誌や、研究所の広報誌などのバックナンバーもありました。
さらにNゲージのレイアウトもありました。
研究所の成果報告集などは時間のあるときにじっくり見てみたく思いました。
最後まで読んで戴きありがとうございます。
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コメント
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こんにちは~。モモパパです。
日本の新幹線は世界に誇れる技術ですね。
新幹線の試作車輌を本で見たことがあるのですが窓の形が六角形だったり塗装も0系とは違ったのをなんとなく覚えてます。台湾の新幹線も技術は日本の新幹線そのものですね。
投稿: モモのパパ | 2015年11月10日 (火) 21時49分
モモのパパさま、おはようございます。
六角形の窓の試作車、1000形B編成の中にいましたね。調べて見ると1004という車輌で日立のX鋼体採用車ですね。
台湾の新幹線は車輌だけでなくシステムも日本のシステムでしたね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2015年11月11日 (水) 05時50分