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2015年12月18日 (金)

通勤電車シリーズ 103系 36 常磐快速線103系の活躍 終焉まで

このシリーズ、前回の記事で地下鉄乗り入れ用103系1000番台車の常磐快速線での活躍を記述しました。今回の記事ではその後の快速線103系の15連化そしてE231系への置き換えまでについて触れようと思います。

103_031_050618 2005/6/18  馬橋 
取手方にMcM'を連結した15連の常磐快速103系

1987年12月からの常磐快速15連化に必要な5連の増結編成は、前回の記事にも記述したように205系投入で捻出された山手線103系を京浜東北線浦和区に転出させ、編成の中間に封じ込まれていたMcM'ユニットを常磐線に転属させて組成しました。

103_025_020420 2002/4/20 北柏
McM'の中にはAU712で冷房改造された車輌もありました。

1987年12月前後の松戸区への転属を車種別(先頭車のみ)にみてみると

浦和区から  

クハ103 基本番台
-125                1987/11/22
-335                1987/11/13
-336                1987/11/22
-395                1987/12/10
-396                1987/12/10
-427                1988/1/31
-428                1988/2/7
-433                1988/2/7
-434                1988/2/11
-465                1987/11/11
-466                1987/11/13

クハ103 500番台
-543                1988/2/7 
-604       1987/12/17
-606                1988/2/28
-607                1987/11/26 

クモハ103
-81               1987/11/22 
-111              1988/2/7
-113              1987/11/26 
-122              1988/2/28
-124              1987/12/17
-125              1988/2/20
                      
中原区から
  
クモハ103
-116       1988/2/26
クハ103
-587       1988/2/26  が見つかります。

103_031_050730 2005/7/30 柏 

これらの転属車と既存の車両を組み替えて、増結用5連が12編成組成されました。そのうちの6本は McM'MM'T'c 4M1T編成、6本は TcMM'TT'c 2M3T編成でした。基本編成には1000番台の8M2T編成があり、組み合わせによっては12M3T編成となり、架線の電流値が容量を超え、溶断が起こる可能性があったので、4M1T編成は力行回路をカットして2M3Tで運転しました(電気ブレーキは生かされていました)。15両運転に対応して先頭車の運転台のユニット灯も増設されました。

103_002_020429 2002/4/29 我孫子
上野方のクハは500番台

1988年にも転入は続き、付属編成は14本に、基本編成は18本になりました。

CS30制御器(超多段式)を試用したモハ103-911~913の3両を電装解除したサハ103-800番台 -802, -801, -803と相棒を失ったモハ102-911、-913がそれぞれ別のモハ103-107, -62とユニットを組み、余ったM'-912、M'-107, M'-62がサハ103-804, -805, -806となり、この頃の松戸区の基本編成に組み込まれていました。

103_007_020427 2002/4/27 北小金

1988年12月5日に東中野駅で103系10連に201系10連が追突する事故が発生し、103系の先頭車と201系の最後尾車以外の18両が使用不能となり、車輌不足救済で三鷹区にクハ103-93が転出したのもこの頃(1989/1/23)でした。

この事故は乗客1名、運転士1名が亡くなり、116名が重軽傷を負うという分割民営化後最初の乗客死亡事故として当時大きく報道された様です。わたしは当時、西ベルリンにいたためこの事故に関しては全く知りませんでした。この事故の教訓としてATS-Pが設置されたのですね。

松戸区に転入した先頭車を列挙すると

1988/4/13      クハ103-487  山手区から
1988/4/21      クハ103-488 山手区から
1988/7/18      クハ103-747  山手区から
1988/8/8    クハ103-733  川越区から
1988/12/3     クハ103-283, 284 蒲田区から
1988/12/18  クハ103-702, -709  蒲田区から

1989/7/4        クハ103-746  川越区から

103_007_050409 2005/4/9 松戸

1989年度には前回の記事で写真を出した1000番台1編成が三鷹区に転出しました。1991年度には東西線乗り入れ用1200番台の10連化で余剰となった1200番台が転入し、4M1T付属編成が誕生しました。当時、東京通勤で我孫子の留置線にクモハ102-1200番台がいるのは目にしましたが、写真を撮る前に廃車になってしまいました。

103_008_020817 2002/8/17 新松戸

1990/7/8      クハ103-757  川越区から
1990/7/18    クハ103-770 川越区から
1990/8/8      クハ103-781 川越区から
1990/8/9   クハ103-792  川越区から
1990/8/12    クハ103-305, 306 川越区から
1990/9/7   クハ103-273, 274  川越区から
1990/9/21    クハ103-795, 798 川越区から

1991/5/18    クハ103-54 豊田区から
1991/10/29  クハ103-1202 クモハ102-1202 三鷹区から
1991/11/15  クハ103-1201 クモハ102-1201 三鷹区から

1993/3/11     クハ103-614  中原区から
1993/3/24  クハ103-352 中原区から
1993/8/21     クハ103-634  クモハ103-151 浦和区から
1993/9/24     クハ103-573  クモハ103-148 浦和区から
1993/10/28    クハ103-623 クモハ103-140 浦和区から
1993/11/13    クハ103-608  クモハ103-123 浦和区から

1994/10/1     クハ103-408, -425  浦和区から -581 京葉区から
1994/10/29     クハ103-785, -519京葉区から
1994/11/30    クハ103-410  浦和区から -415, -572 京葉区から

1995/7/8      クハ103-313 京葉区から
1995/9/7      クハ103-740  京葉区から

1996/3/14    クハ103-304 京葉区から
1996/10/31   クハ103-389  浦和区から

1997/2/19    クハ103-297, 298 浦和区から
1997/5/3   クハ103-391  浦和区から
1997/5/31     クハ103-468  浦和区から
1997/10/25    クハ103-715  浦和区から

Table_1_2002 表1 2002年4月時点での松戸区 103系基本編成データ

Table2_2002 表2 2002年時点での松戸区 103系 付属編成と訓練者 編成データ

(追記)23編成のモハユニット-1061, 34編成のクハ-623はAU712

JRR2002夏の編成表から表1、2のように当時の松戸区の103系編成表を作りました。

基本編成の顔は高運転台と1000番台どちらかになっており、T車ではまだ801、804が健在だったことが分かります。一方、付属編成は取手方にクモハ、クハ高運転台、上野方に高運転台、500番台、1000番台とバラエティ豊富だったことも分かります。

2001年にはE231系の新製投入が開始され、103系の淘汰が一気に進められました。2003年度にはE231系は基本10連17本、付属5連19本が揃い、2006年3月17日、103系定期運転終了の時を迎えました。

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電車103系」カテゴリの記事

コメント

おはようございます。今朝は冷えますね!

常磐快速103系の15両編成には、ぶったまげました!


103系、山手線に導入のときは8両編成の4M4Tが基本だったはずが、
まさかの10M5Tにまで拡大!


画像に掲載されている
Hゴムでない運転席窓枠ありました!

付属編成の2Mカットという裏技もありました!

東中野の追突事故の日、鮮明に覚えています!

当時、中央総武慣行線はATS-Bだったのでしたね。

B767-281様こんばんは。何かの書物で読みましたが、常磐線快速電車用に103系電車の台車をグレードアップして、ディスクブレーキ付にしたのにジェーアール化後の転配では全く考慮されず、残念とありました。そもそも高速走行を余儀なくさせる線区に入ったこと、MT比も当初設計とは掛け離れていることなど、やはり103系はとりあえず新性能化して、混雑の緩和をすると言う使命のもと量産されたあだ花なのかしれません。関西方面からもいよいよ姿を消す時期が来たようですね。何か複雑な心境です。

準急豊島園さま、こんばんは。

今朝はつくばでもこの冬一番の冷え込みだったようで、クルマの屋根の水滴が凍結していました。
常磐線の103系15連、通勤時間にみると片側だけでドアは60カ所、それに超満員の乗客が詰め込まれ、一体あの列車に何人が乗っているのだろうかと思わせるものがありました。もちろん、いまでも15連は当たり前のように走っていますが、103系で運行されると爆音とも相まって、迫力がありましたね。

細井忠邦さま、こんばんは。

今同時並行で東武8000系のわだいもありますが、先日野田線、アーバンパークラインと東上線小川町以遠で8000系に乗りましたが、空気バネ台車といい、ふかふかのシートといい、私鉄の103系というには申し訳ない乗り心地の良さでした。

当時の国鉄が造り続けた103系はいろいろな点で改良すべきタイミングを逸して、造られ過ぎた感もありますね。

B767さん……こんにちは(^^)常磐線快速って子供の頃は10両のイメージしかなかったですね。15両になった時は準急豊島園さん同様……当時はビックラこきましたね。常磐線快速が15両の運用を開始したのはいつ頃からなんすか⁇

マスダっち1971さま、おはようございます。
常磐快速線の15両編成運用は、1987年12月から始まったようですね。

はじめまして!
103系の編成表を探していたらこのページにたどり着きました。
私は90年代によく上野に入り浸っていたので、非常になつかしいです。

そこで、編成表を見ていたのですが
付属編成の34編成のクハ103-623てクーラーはAU712でなかったでしたっけ?

てつもんさま、はじめまして。

コメントありがとうございます。
わたくしも34編成に関しては実際に写真を撮ったのではなく、編成表から書き込んでいるために自信がありません。資料はつくばにありますので、月曜に戻った際に確認致します。もう少しお待ち下さい。

てつもんさま、こんにちは。

つくばに戻って、編成表確認いたしました。

仰る通り、21から35の編成グループはAU75のグループですが、23編成のモハ103/102-1061ユニットや、34編成のクハ103-623は例外的にAU712なんですね。

ご指摘ありがとうございました。

本文を訂正しておきます。

マト23編成のモハ103-1061+モハ102-1061のクーラーはAU712MG給電仕様です。

それと1000番代地上線転用直後は4M1T+8M2Tの見た目12M3Tで基本編成の1ユニットをカットした10M5T編成も走ってました。6丁パンタは壮観でした。

ヒロオミさま、はじめまして。

ご指摘、ありがとうございます。
こちらでもデータを確認して、後ほど修正致します。
これからも宜しくお願い致します。

ヒロオミさま、こんにちは。

ご指摘の件、以前にてつもん様からのご指摘で文章の方には追記していたのですが、表2はそのままでした。
今回は表も修正を加えました。

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