速報版 2015冬の旅行 青森・函館の旅 2日目 津軽海峡線 2 青函トンネルを通って函館へ
ブラタモリの函館編でも青森から青函トンネルを潜って北海道に向かうシーンがありましたが、わたしも思えば、今年は鎌倉しかり、松江、出雲しかり、そして函館とかなりブラタモリの後を追うように旅をしています(笑)。
トンネルに入るときはいつ入るのか、これが青函トンネルなのかと思いながら意外とすぐに抜けてしまったりを繰り返しつつ、いつのまにか本トンネルに入っているものです。今回も同様で気がついたら青函トンネルに入っていました。
奥津軽いまべつ駅を通過 2015/12/22
ただ、入る前から車窓を見ていると左手に新幹線の高架橋が見えて来て、アンダークロスして平行するように進み、やがて駅のような構造物が見えて来ます。これが奥津軽いまべつ駅です。在来線と新幹線の共用区間は中小国信号所から始まっていますが、在来線の列車は奥津軽いまべつ駅のホームは通らず、外側を通過します。
車窓から上り線路を撮影 2015/12/22
中小国信号場から木古内手前までは3線軌条区間に
青函トンネルは全長:53.85km、海底部:23.30kmで約40分程度で抜け、車内放送で木古内到着の案内があると、線路は3線軌条から新幹線と在来線に分離します。
さらに、車内アナウンスでは「青春18切符でご乗車のお客様は木古内までが乗車可能区間で、引き続き乗車されると、蟹田から目的地までの正規運賃を支払って頂くことになります」とのこと。
新幹線駅に掲げられた表示
木古内駅は新幹線駅も開業し、在来線の駅は並行在来線第3セクター道南いさりび鉄道 の駅となります。
上が新幹線のJR北海道木古内駅 下が在来線 青函トンネル方面
在来線ホーム 函館方面
平行在来線から3セク化される路線のなかでもこの道南いさりび鉄道は元々、人口が少ない地域を背景にしており、メインの収入が長距離旅客列車の廃止でJR貨物の線路使用料のみと云うことでかなり厳しいと予想されています。
木古内到着は9時47分、木古内からの普通列車は9時22分が既に出ており、次はなんと12時28分までなし。接続の悪さは何とかならないかと思いましたが、駅前から10時26分に函館バスセンター行きのバスが出ているとのこと。
木古内駅から函館駅までは路線バスの旅となりました。運賃は800円、所要時間は2時間弱でした。
函館山と函館市街
函館の町に近づくに従って五稜郭タワーなども見えて来ました。
左手車窓には冠雪した駒ヶ岳と新幹線高架も見えました。
津軽海峡を挟んで本州も見え、途中からは函館湾を挟んで函館山、函館市街を堪能しつつの2時間でした。
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おはようございます。
三線軌条区間を乗られましたか!!!
小田原ー箱根湯本
京急逗子線の一部
とは違う、感じでしたでしょうね。
それにしてもB767-281さんが津軽海峡線を初乗車だっとは意外でした。
年末になって鉄道の情報が色々ありますが、
西武の2025F廃車
東武に14系客車を譲渡
などに注目しています。
投稿: 準急豊島園 | 2015年12月26日 (土) 09時20分
準急豊島園さま、おはようございます。
本文中にも書きましたが、やはり飛行機が高嶺の花から通常の交通手段になってからと言うもの、敢えてこの区間を訪れない限り乗らなかったということなのかと思います。
在来線最後の時に乗ることが出来よかったと思います。
3線区間、実は小田原ー箱根湯本も未体験で近い場所ですから是非近いうちにと思っています。京急は先日乗りました。
そうですね、いろいろと興味深い情報が出されていますね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2015年12月27日 (日) 06時24分