江ノ電を撮る 車輌編 その9 20形
1997年、10形が新造され、その5年後の2002年、江ノ電開業100周年を記念して導入されたのが20形です。
2015/5/24 峰ヶ原信号所
10形ほど凝ってはいないものの、レトロ感のある20形
製造目的は冷房装置を搭載したくても、構造上無理だった500形の置き換えで、2002年4月4日に21-61編成、2003年4月4日に22-62編成が導入されました。走行装置は500形のものが流用されました。
2014/12/30 江ノ島~腰越
江ノ島駅を出発し、腰越までの併用軌道に入る21-61+305-355編成
10形と似た造りであるものの、構造は簡略化され、製造コストも削減され、前面の排障器は省略され、側面窓は角形に屋根カバーも省略されました。前面の絞り込み形状も変更され、乗務員室は広くなりました。
22-62編成 2015/11/28 峰ヶ原信号所
前面側面にLED方式の行き先表示器が設置され、連結面には転落防止幌が設置されました。これらは江ノ電初の装備でした。
22-62編成 2015/5/24 江ノ島
車内設備はドアチャイム設置、車椅子スペースの設置など交通バリアフリー法に対応したものとなり、車内自動放送装置はIC式となりました。
21の運転台 2015/11/28 極楽寺検車区
11/28の江ノ電タンコロ祭りでは21-61編成が休憩車輌となっており、内部の写真を撮ることが出来ました。
車体塗装は江ノ電カラーの緑とクリーム色ですが、色調は300形などの旧型車とは若干異なり、1000形や新500形も同様の塗装になりました。
22-62編成の連節台車 2015/5/24 江ノ島
江ノ電タンコロ祭 2015の様子は車両関連の記事終了後、この江ノ電シリーズで報告致します。
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