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2016年2月27日 (土)

東武ファンフェスタ 2015 2 工場内見学 11452編成の検査修理

2015年12月6日に東武鉄道南栗橋車両管区で開催された「東武ファンフェスタ 2015」、前回に続いて工場内の様子で、今回登場するのは10000系 (10050番台) 4R 11452編成です。

11452_151206
10000系は8000系の後継として1983年に登場した通勤形車両で、7300系の置き換えも目的に製造されました。技術的には1983年より地下鉄有楽町線直通用に製造された9000系をベースに、4扉ステンレス製軽量車体、電動カム軸式バーニア界磁チョッパ制御方式で、2連、6連、8連が登場しました。

9001_151212 2015/12/12 朝霞台
東上線で活躍中の9000系

12201_160206_2 2016/2/6 西新井
9000系と非常に似たスタイルの10000系 2R車

1988年4月、マイナーチェンジした10030系が登場し、顔が変わりました。車体はコルゲート車体から,ビートプレス車体でステンレス光沢を押さえたダルフィニシュ(梨地)仕上げとなり、台車はボルスタレス台車に、補助電源はMGからSIVになり、2連、4連、6連、10連が登場しました。同じ時期、試作的にGTOサイリスタ素子によるVVVFインバータ制御を採用した4両編成1編成が登場し、10080系と命名されました。
1992年以降、製造された車両は10051以降に付番され10050系と呼ばれ、客室内車椅子スペース、補助送風機の設置、外観では冷房装置のカバーが連続式になるなどの変更がありました。
1995年までに総数486両が製造され、2007年から更新工事も施行されおり、2013年度からは制御器のVVVF化も行われています。

14452_091031 2009/10/31 朝霞台
東上線で活躍していた頃の11452F

11452_150429_2 2015/4/29 小菅
本線(スカイツリー線)急行線を行く11452F

11452編成は1992年10月26日にアルナ工機で製造・竣工し、東上線森林公園検修区に配属されました。2004年10月、川越工場で全般検査を受け、2008年3月、同じく川越工場で重要部検査を受けています。2012年2月29日、本線の南栗橋車両管区春日部支所に転属となり(転属の日は大雪だったようです)、2012年5月、南栗橋工場で全般検査を受けており、今回の入場は重要部検査だったようです(情報はこちらより)。

因みに東武の車両番号は 11452の場合を例に取ると
最初の1 10000系
2番目の1 浅草、池袋、柏から見て1両目
4      4両編成
52     第52編成 (50番台 第2編成)

西武の付番方式 20000系の場合 20152を例に
最初の2 20000系
3番目の1 飯能・西武新宿から見て1両目
5      8両編成 0なら 10両編成
2      第2編成            となっています。

11452_151206_1
台車は枕バリ(ボルスタ)の無いボルスタレス台車、SS009 付随車、SS110 電動車
空気バネに上下方向のみならず、左右方向の衝撃も吸収させることで、枕バリの機能を担わせ、枕バリをなくすことができました。

Ss009_151206_2 車体から分離された SS009 台車

軸箱支持装置     SU型ミンデンドイツ+軸エリゴバネ
揺れ枕装置     ボルスタレス空気バネ(ボスルスタレス用ダイアフラム)
牽引装置     1本リンク
固定軸距[mm]     2,200
車輪径[mm]     860

上の写真からは見えにくいですが、車体からの中心ピンが台車中央の牽引装置に差し込まれ、ゴムブッシュを介して1本のリンクで台車と繋がり、牽引力、制動力が伝達されます。

11452_151206_3
11452_151206_6 床下機器箱も開けられて中の様子を見ることができました。

他励式界磁チョッパ制御装置
力行:直列24段・並列21段・弱界磁他励界磁チョッパ制御
ブレーキ:回生及び抑速回生ブレーキ付
VMC-HTR20A : M1-M2 (1C8M)

12452_151206
普段見ることがない、中間車両の連結面や中間連結器も見ることができました。

14452_151206_2 台車を抜かれた14452

11452_160206_2 2016/2/6 西新井

11452編成、年末には検査を終え、南栗橋を出場し、上の写真のように2月6日には運用に復帰しているのを見かけました。

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コメント

おはようございます。


東武9000系が 東上線に登場した頃、
西武鉄道では 未だに有楽町線乗り入れ車両は登場しておらず、
N101系、3000系を増備していた西武鉄道に 当時も疑問を持っていました…。


しかし、東急東横線や東武伊勢崎線でも 日比谷線乗り入れ車両とのドアの数、車長の違いがあったのですから
当時は、そういった事が重視されなかったのかもしれませんね。


東武10000系も先代8000系同様に編成が4種類あり、
2両編成×3の浅草行きは、面白いです。

館林と久喜を走る6両編成には30000系と10000系を連結したものもあって、面白さも倍増します。


越生線がワンマン化される以前に 10000系も走っていたのが懐かしいです。

B767さん、おはようございます(^^)10000系の2連って……一時期東上線配置で、10000系の8連と併結して、10連運用をしていた覚えが。9000系の一編成、現在は東上線の地上運用オンリーなんすね。

準急豊島園さま、おはようございます。

わたしも東武9000系については最近、知ったのですが有楽町線乗り入れ開始の6年前に試作車は落成してるのですね。ある意味、東上線からの乗り入れは初めてでしたが、東武としては本線の方では長いこと日比谷線乗り入れが行われているにしてはずいぶん早くから車輌を準備したものだと感じます。
一方で西武は6000系で対応しましたが、試作的要素の強い第1第2編成は乗り入れ準備が未だに為されていない車輌となっていますね。

東武の車輌、10000系の2R車が8000系の2R同様に支線に投入されていたというのも面白いですし、10000系と30000系、30000系は最近本線ではあまり見なくなりましたが、の併結も興味深い話題ですね。
これまであまり東武の車輌は撮ってきませんでしたが、こうやって知ってゆくとその会社ならではの面白みが分かってきたように感じます。

マスダっち1971さま、おはようございます。

8000系でもありましたが、10000系でも同じスタイルの編成があったのですね。
9000系、第一編成有楽町線には対応していますが、副都心線には対応していないため、運用的には地上線専用という位置づけになっているようですね。

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