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2016年2月11日 (木)

小菅の複々線を走る様々な列車達 東武の車両編 8 8000系 その3

製造両数の多さから『私鉄の103系』などとも言われる東武鉄道8000系、だいぶ間が空いていますが、前回の記事では8000系、4R車(4連)の修繕、6R化について触れました。

今回は2Rとして製造された編成について触れます。

8574_100508 2010/5/8 館林
館林では佐野線、小泉線が伊勢崎線から分岐しており、8000系2R車 (8500系)が運用されています。

通勤需要の増大に対処するため4R編成増結用に1964年から製造されました。8500、8600番台の番号が与えられていることから、8500系とも言われます。

<浅草・池袋・柏     
Mc              Tc3         
モハ8500 - クハ8600
CON2/PT     MG/CP  

といった番号構成になりました。

1983年1月までに8501~8580の80編成が製造されました。

8562_140427

2014/4/27 桐生球場前
桐生線を行く8562F 手前の線路は上毛電鉄

CPはD3-FRを搭載し、修繕工事などでHS-20Cへ換装されました。1974年製の8564FからはHB-2000CAになりました。前述のように中間車化されて4Rに組み込まれ6連化された編成が10本あります。組み込み先は同一編成番号(下二桁)4R車でした。

8560_130818 2013/8/18 中板橋
東上線における8R+2Rによる10連運用

東上線系統所属車では森林公園検修区から秩父鉄道寄居~羽生間を経由して南栗橋車両管区まで移送の際の牽引車として8505F,8506F, 8510Fに秩父鉄道のATSが装備され、マスコンも10000系同様のものに交換されました。8505F, 8510Fは既に廃車。 2R車は本線で運行される場合、現在は8+2編成のみのようですが、かつては2Rx5の10連(ブツ10)という編成もあったようです。

修繕は4R車同様、1986年から行われており、

1986年度 8509F, 8516F      初期修繕車 原型の顔を維持
1988年度  8503F, 8519F   中期修繕車
1989年度  8504F, 8508F, 8511F, 8513F, 8517F, 8523F
1990年度  8502F, 8505F, 8506F, 8507F, 8510F, 8520F, 8527F
1991年度  8501F, 8512F, 8521F, 8528F, 8543F
1992年度  8514F, 8522F, 8531F
1993年度  8524F, 8525F, 8526F, 8530F, 8532F, 8533F, 8534F, 8535F, 8536F, 8537F
1994年度  8541F, 8542F, 8544F
1995年度  8538F, 8539F, 8547F
1996年度  8549F, 8555F
1997年度  8553F, 8556F, 8557F   後期修繕車
1998年度  8552F, 8569F
1999年度  8558F, 8567F
2000年度  8559F, 8560F, 8566F, 8573F
2001年度  8561F, 8562F, 8565F, 8568F, 8575F  ワンマン対応
2002年度  8563F, 8575F                               ワンマン対応
2004年度  8570F, 8577F                               ワンマン対応
2005年度  8572F                                         ワンマン対応
2006年度  8564F, 8574F, 8576F, 8579F            ワンマン対応

8515F                      1991年度修繕で中間車化、6連化組み込み
8518F, 8529F, 8540F  1992年度修繕で中間車化、6連化組み込み
8545F, 8548F, 8551F  1994年度修繕で中間車化、6連化組み込み
8546F, 8550F, 8554F  1995年度修繕で中間車化、6連化組み込み

8571F, 8578F,8580F                     修繕されずに2008年度に廃車

8570_151025 2015/10/25 五反野
亀戸線と大師線の車両交換のため、本線を走行する8570F

8500

表 現時点での8500系 編成データ

表に現時点での8500系の状況を纏めてみました。データはKasukabe総合車両センターさまのサイトのデータを参考にしました。

ちなみに上の写真のように毎日13時11分頃、小菅あたりを8500系2連が通過します。その後の西新井での車両交換の様子も先日記録しましたのでアップします。

8568_160206_8 2016/2/6 大師線西新井

この日の午前中は8568Fが大師線運用中でした。

8568_160206_10 通常は1番線に入線する車両が、13:08着の1302Dは2番線に入線し、表示が回送に切り替わります。

8568_160206_11 客扱い終了後、本線の信号が変化を待って、下り急行線へ出発します。

8568_160206_12
8670_160206_2 それと入れ替わりに本線急行下り線から午前中亀戸線で運用されていた8570Fが2番線に入線し、

8570_160206 大師線運用に入ります。

次回は6R、8Rとして製造された編成です。

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コメント

B767さん、おはようございます(^^)東武8000系は「私鉄の103系」などと言われていたとは‼︎両数が最多でしたものね‼︎東上線の8000系の10連運用……廃止になりましたよね

こんにちは。

東武8000系は増結用だけでなく、支線運用もあって、使いやすかったようですね。


先日、亀戸線から大師線への移動する回送を初めて確認しました。


曳舟の鐘ヶ淵寄りに渡り線があったのですね!!


大師線に入るのに 急行線から大師線への渡り線は、
西新井工場への渡り線でもあったのでしたね。

B767-281様今晩は。8500系はこの正月に西新井大師に参拝した時に久しぶりが乗車しました。101系の浜川崎支線もそうですが、運転室付は強いですね。サハは厳しい。

マスダっち1971さま、おはようございます。

私も、東武線は乗車経験もあまりなく、写真もあまり撮ってはいなかったのですが、東上線の8000系はなぜか撮影していました。いまとなっては懐かしいですね。

W246さま、おはようございます。

そうなんですね、わたしも西新井駅から眺めても、分岐の存在は見えませんでしたから亀戸線から大師線に入る車両は一旦、西新井駅ホームを過ぎてからスイッチバックするのかと思いましたら、駅手前の分岐線で大師線に入ってきたのでそうかと思いました。

確かに、西新井工場があったわけですから、それが生かされているわけですね。
今度機会があれば、曳舟あたりを観察してみようと思います。

細井忠邦さま、おはようございます。

仰る通り、サハは真っ先にという感じもします。E231系のサハですら廃車になっていますね。

東武の場合、8000系8Rのサハは800/850系3R化のときは廃車されましたが、4Rに分割されたときは運転台を付けましたね。その運転台は2Rの4R組み込みで不要になったものの再利用ですね。

B767さん……おはようございます(^^)現在80000系の2連は……ほとんどが支線運用なんですね。ふと気になった事が‼︎桐生線で「桐生球場前」という駅があるんですね。

80000系でなくて……8000系でしたね。

マスダっち1971さま、こんばんは。

そうですね。いまは2連、4連ともに支線運用となり、6連が野田線、アーバンパークラインで活躍する状態ですね。あとは、3連化された800、850系ですね。

私もblogの記事を書くために、写真を撮り、いろいろと勉強しましたが、なかなか8000系も味があるなと感じています。

桐生球場前駅は上毛電鉄の駅ですね。東武桐生線は前を通過します。

B767さん……おはようございます(^^)桐生球場前駅は上毛電鉄の駅でしたか‼︎てっきり東武桐生線にも存在しているのかと……(冷や汗)

こんばんは。
2両編成だけで80本も作られたことにも、東武の規模の大きさを感じます。
保守的に同一形式を大量に増備した側面はあったのでしょうが、これだけの編成数が必要になるあたりが、北関東に路線網を張り巡らせたこの会社らしく見えます。
以前、東上線でこの形式には幾度となく乗りましたが、旧型のコンプレッサーの音が独特で興味深かったのを覚えています。更新車の端正なデザインには特に似合わない音がしていました。
ワンマン仕様に改造された今も残る車両は、実に綺麗に更新されています。ローカル運用の主として、これから先も長く活躍して欲しいと願っています。
お写真、楽しませて頂きました。
今後とも、宜しくお願い致します。
風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/

風旅記さま、おはようございます。

わたしも小菅近辺で写真を撮り始めるまでは東武の車両はよく理解できていなかったのですが、最近、ようやくその奥深さを理解できるようになりました。

このシリーズも形式ごと、会社別にどんどんやって行こうと思ったのですが、8000系のバリエーションの豊富さ、色物の多彩さで意外と時間がかかっております(笑)。

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