ご苦労様でした トワイライトエクスプレス part15 オハネ25 520番台
今回の記事から、以前のサイクルに戻ります。
2015年3月のダイヤ改正で引退したトワイライトエクスプレス、前回はその客車編成からオハネ25形510番台について触れましたので、今回はオハネ25形520番台について触れようと思います。
2002/8/27 札幌
到着後、運転所に引き上げるトワイライト編成
手前の2両が、オハネ25 520番台 2段窓部分がツイン、3個の1段窓部分がシングルツイン
3両目の車両はオハネ25 510番台で、こちらはツインとミニサロンの構成、大窓の部分がミニサロン
電源車を含めて10両の客車で構成されていたトワイライトエクスプレス編成において唯一1編成あたり、2両含まれていたのがこの形式で、5,6号車に割り当てられていました。
B寝台のツインとシングルツインの合造車で、改造種車はオハネ25 0番台車 -39, 50, 43, 55, 59, 47の6両でした。
7室のツインは2段ベットを枕木方向に配置し、上段は昇降式、日中は上昇させ、下段をソファーにする方式で、各個室上下2段の窓がありました。乗降口に近い、1,2番の部屋は可動式間仕切りで、4人部屋としても使用可能でした。
6室のシングルツインはセンターの廊下を挟んでプルマン式A寝台を個室にしたようなタイプで、2段ベッドが線路に平行に設置され、上段は固定式エキストラベッド扱いで、下段は折りたたんでソファーになりました。
編成中に2両入っていた520番台
ツイン部分は片側廊下、シングルツイン部分はセンター廊下となっていたため、車内で廊下は折れ曲がっていました。
生憎、反対側の写真はありませんが、反対側はオリジナルの窓5枚と、天地寸法が短い3枚の窓の構成でした。
2001, 2002年に更新工事が施工され、内装は木目調に、外装は帯が白線で縁取りされたものになりました。
最後まで読んで戴きありがとうございます。
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