勝田車両センターまつり その1 概要
2016年3月5日土曜日は勝田車両センターの公開「勝田車両センターまつり」に行ってきました。
このイベントは往復はがきによる事前予約2700名と首都圏からのJR東日本主催によるびゅう旅行商品300名の参加人数3000名制限のイベントで、わたしは往復はがきで応募しました。
鉄道のイベントに往復はがきで応募したのが初めてあり、30年以上常磐線沿線住民でありながら勝田車両センターのイベントに参加するのも初めてでした。
1961年6月1日に国鉄勝田電車区として開設されました。常磐線の取手~勝田間交流電化、すなわち取手~藤代間のデッドセクションを介しての車上切り替え方式、交直両用車両のオリジン的車両センターです。2004年に現在の名称、勝田車両センターになりました。
メインイベントは 651系、E657系、E653系そして手前の
昨年末に登場したE531系3000番台 K552編成のHM付き展示
常磐線車両の懐かしい写真の展示、HO模型の運転会などでした。
因みに1963年の平電化でED75の試作車2両が投入された際に配置されたのは勝田電車区であり、1964年以降、水戸~平間で各種性能試験が行われました。EF80に関しては初期車は田端区に配置されましたが、1967年登場の2次型の51-63は勝田区に配置されました。
最初に記述しましたように、勝田センターは我が国の交直切り替え車両の発祥の地的歴史を持つ基地であるので、その辺の技術解説などを期待していたのですが、今回の展示ではそういったものはありませんでした。
これから数回に渡ってそれぞれの展示車両等にスポットを当てて、紹介して行こうと思います。
最後まで読んで戴きありがとうございます。
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コメント
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B767−281様今晩は。馬橋辺りで常磐線の103系や485系の赤スカート車を撮っていたのは85年頃、415系1500番台もその後少しして出たと思います。経年的には十分かも知れませんが、東急の実績ではステンレス車は50年は余裕で持つとのこと、205もそうですが、大事に使わない東日本の姿勢には疑問を感じます。というのも本当か嘘か415系、この3月のダイヤ改定で引退とか?もったいないです。
投稿: 細井忠邦 | 2016年3月 8日 (火) 22時41分
細井忠邦さま、おはようございます。
ちょうど今朝アップした記事がJR西日本奈良線の103系の話題だけに、JR東日本の電車との違いぶりが顕著ですね。
実は土曜日は勝田までいったのでひたちな海浜鉄道湊線にも乗車し、那珂湊駅そばにあったケハ601を見てきました。
http://c5557.kiteki.jp/html/keha601.htm
1960年新潟鉄工製のステンレス気動車ですが、車体は55年経てもピカピカでした。
仰るとおり、ステンレスの車体は持ちますね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2016年3月 9日 (水) 05時12分