広島・四国西南部旅行 広島編 その4 可部線 part2 活躍した車両たち 115系
2014年12月の旅行で訪問した可部線の話題、今回は可部線で活躍した115系の話題です。
2014年の可部線訪問では線内で115系を目撃、もしくは撮影する機会はありませんでしたが、広ヒロの115系L編成、広セキのR編成が可部線に乗り入れていたとのことなので、その写真を紹介しようと思います。
まずは 広ヒロ L編成です。
2014年冬版のJRR編成表データによる広ヒロ L編成です。L01からL22まで22編成あり、1993年の編成表データと比較すると、多くが当時のN編成(N01~N21)のうちのすべて2000番台から構成されていた、N10、N11、N13, N17以外の編成がそのままLに改番された編成と1993年当時は広セキ在籍のC,D編成の一部、下り方クハを除く3両に新たな1000番台、2000番台クハと組み換えた編成であることが分かります。
115系の1000番台、2000番台は以前、拙blogでも触れましたが、シートピッチ拡大や身延線・広島地区に投入されたバージョンでした。
L01編成
L13編成
一方、広セキ R編成は
2500、2600番台のクハは老朽化でクハ115形の廃車が進み、両数を確保するため、クハ111形2000番台、2600番台の主幹制御器を交換し、クハ115形化したグループで、
2500番台 下り向き クハ111-2016, 2017, 2020, 2606, 2613
→ クハ115-2516, 2517, 2520, 2515, 2539
2600番台 上り向き クハ111-2116, 2120, 2142, 2513
→ クハ115-2616, 2620, 2642, 2645 となりました。
R-02編成
R-05編成
R-07編成
R-07編成の上り方のクハは-199とかなり古い車両で、前照灯も登場時はデカ目、現在は台座を残したまま、シールドビーム化改造した通称”チクビーム”ライトになっています。
最後まで読んで戴きありがとうございます。
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コメント
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B767ー281様こんばんは。西日本、色々問題のある会社ですが、(分割民営化してからどのジェーアールも同じですが)こと車両の扱いにおいては納得できる部分が多々あります。ご紹介いただいた115系にしても、113系の状態良好な車を編入するなど、車両の有効活用を図っているのは納得できます。ところで大分前ですが、クハ111のまま抑速ブレーキを装備した車が(勿論ノッチですが)いましたね。改番の得意な西日本が、形式そのままと言うのに?を出していたわたくしでした(笑い)
投稿: 細井忠邦 | 2016年5月 2日 (月) 21時21分
細井忠邦さま、おはようございます。
わたしも広島の115系の番号を追っていて、クハ111から改造のクハ115がいることを知った次第なんですが、JR西日本のように近畿圏から広域の地域を受け持つ会社では、バッファーの大きさからいろいろなやりくりが出来るものだなと感心している次第です。
こうやって、記事にして、見つけたり、コメントを受けてさらにいろいろなことを知ったりと日頃見ている電車も奥が深いなと感じる次第ですね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2016年5月 3日 (火) 05時29分