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2016年5月28日 (土)

西武線各駅探訪 2 沼袋駅

このシリーズ、前回は私にとって幼少時代からお世話になった駅と言うことで「萩山駅」について触れました。

今回は、この年になるまで通過や電車の写真撮影のために降りたことはあったものの、下車したことはなかった駅、しかし近い将来大きく変わろうとしている駅ということで、「沼袋駅」について触れようと思います。

160508
住所は中野区沼袋一丁目35-1で、開業は1927年(昭和2年)4月16日でした。

この日付は西武鉄道(旧)(川越鉄道の後身)が東村山~高田馬場間を村山線として複線・電化で開業した日です。ですから沼袋駅は村山線開業時からの駅ということになります。

ちなみに開業時の駅名は高田馬場(仮)駅、下落合駅、中井駅、新井薬師前駅、沼袋駅、野方駅、鷺ノ宮駅、下井草駅、井荻駅、上井草駅、上石神井駅、武蔵関駅、上保谷駅、西武柳沢駅、田無駅、花小金井駅、小平駅、久米川駅、東村山駅でした。まだ都立家政がなく、東伏見も駅名が異なっていました。

尤も高田馬場(仮)駅は現在の新宿線のコースよりもかなり南に設置されていたそうです(関連記事)。1929年11月20日に下保谷駅が東伏見駅に改称され、1937年12月25日に野方~鷺宮間に府立家政駅が開業、1943年7月1日に都立家政に改称しています。さらに1940年4月23日に花小金井~小平間に東小平駅開業、1942年9月5日には鷺宮~下井草間に西鷺宮駅開業、1953年1月15日に西鷺宮駅廃止、1954年10月10日、東小平駅廃止といった歴史がありました。

話がだいぶ横道に逸れましたが、沼袋駅は1955年に島式ホーム1面2線の外側に上下の追い越し線を新設し、西武鉄道初の急行追い越しが可能な駅となりました。

701_820808 701系 冷改車

801_820808 801系 冷改車 右は2000系オリジナル車

2000_820808 2000系 オリジナルタイプ

3枚とも 1982/8/8 新井薬師方向

上り側通過線と待避線の合流ポイントは手前の踏切の先にあったのに対して、下り側通過線と待避線の分岐ポイントは踏切の手前にあったことがわかります。そのため、下り通過線はかなりきついカーブとなっていたことが分かります。

1983年にホーム有効長を8連対応とするにあたり、下り線の分岐ポイントの位置が問題となり、島式ホームの単純延長では対応出来ないため、最終的に現在のような外側に対向式ホームを設置し、通過線を内側に通す形態となりました。

160508_2 新井薬師方向

160508_2_2 野方方向
いずれも2016/5/8 跨線橋上から

かつては当駅での急行追い越しが頻繁に行われていましたが、現行ダイヤでは昼間の追い越しは、下りは鷺宮、上りは井荻が多いようで、野球開催時の臨時列車の下り方向回送列車の待避などが行われるに留まっているようです。

跨線橋はありますが、上り下りのホーム間の連絡のみで、橋上駅ではなく、

160513 北口

160513_2 南口
の2つの駅舎が存在する駅となっています。いずれも2016/5/13

160513_5
北口の自動券売機の並びにはこのような構内案内図もあります。

160513_2_2
駅北口商店街

北、南とも駅前に広いターミナルなどは無く、バス路線も一方通行となっており、昔ながらの商店街が存在します。

160513_3
160513_4
線路の北側には西武鉄道の変電所もあり、高圧線の鉄塔が高く聳え立っています。

Seiyu_160513
北口にはSEIYUもありますが、なんとこの5月31日で閉店とのことです。

その沼袋駅も現在、中井~野方間2.4km 連続立体交差事業による地下化工事が進行中で、上の跨線橋からの写真でも分かるように現在の駅の真下、地下約18~19m、幅約28~36mのトンネル内に新駅が建設されるそうです。2014年度に着手、完成は2020年度で、形態は島式ホームの駅となるそうです。

160513_3_2
工事の説明ボード

最近の沼袋駅で撮影した写真から

2000n_8_2081f_160508
2016/5/8 

新宿線の主力、2000系Nの場合、更新でナンバーが全面に表示される編成も増えてきましたが、多くの編成は側面の車両番号が写し込める距離を確保出来る駅として沼袋駅は非常に魅力的です。果たして、2000系Nグループは地下化工事完成時に残っているのでしょうか?

6000_6102f_160506
2016/5/6

番号を気にしなくても良い編成も上り下りとも編成を丸ごと写せるのは魅力的です。
6000系の6101、6102編成も言うなれば、地下鉄乗り入れを行わない異端児グループで、もっぱら新宿線で、しかも10連固定のため、急行運用で活躍中です。

4000_4009f_52_160508_2
2016/5/8

最近はこんな編成も通過します。この4月、デビューした4000系4109編成を改造した「52席の至福」レストラン電車で、週末新宿線・池袋線~本川越・西武秩父1往復に活躍しています。

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コメント

おはようございます。曇りがちの朝です。


701系・801系新性能化・冷房改造された頃、まだ中線でのホームだったのですね!


京王バスが狭い一方通行を スレスレで走っています!

私が小学生低学年までは練馬駅から新宿西口 京王百貨店行きでした。
練馬駅から前面展望を楽しんでいました。


戦前に東長崎駅と沼袋駅の間に貨物線を通す計画があったそうです!

この話は親父と仲の良かった 沼袋在住の方から聞きました。


沼袋駅が地下化されてしまうと、街並みが変わりますね!

SEIYUが今月いっぱいで撤退とは驚きました!

B767-281様こんばんは。わたくしも黄色一色の701系の方に惹かれてしまいました。元々はブレーキ関係が直通ブレーキのみで旧型車との混用を優先した車両でしたね。再改造で、本来の新性能電車になった感じですね。湘南スタイルを進化させた独特な西武デザイン、好きです。(本来の駅の話題から逸れて失礼します。)ら

準急豊島園さま、おはようございます。

何か京王バスと聞くともっと南の方の路線ではないかと感じてしまい、あの辺はもっぱら関東バスではと思ったりしますが、新宿の京王デパート前からの路線があるのですね。

さらに、沼袋と東長崎を結ぶ貨物線計画というのも面白いですね。実現していたら西武の路線もまた違ったものになっていたかも知れませんね。

細井忠邦さま、おはようございます。

私が大学生の頃、まさに赤電から冷改車が登場して、701系、801系、601系の電動車、さらにクモハ411形-クハ1451形が黄色くなってゆき、21世紀を前に終焉を迎えました。あの西武線の変化は劇的だったのをよく憶えています。

その後、黄色い電車の潮流は2000系Nに連なり、その時代もあと何年かでおわりをむかえるかと言う時期ですね。

こんばんは。
あまり西武新宿線に乗る機会はないのですが、以前この駅を通りがかったときに、新幹線の駅のようだと感じた記憶があります。真ん中に通過線があり、外側に対向式のホーム、在来線ではあまり見ないような気がします。
昔からこのような作りなのかと思っていましたが、以前は違ったのですね。初めて知りました。
そしてこれから地下化、時代の流れでしょうか。住宅街を走るいかにも私鉄的な風景も、場所によっては高架化されたり地下化されて、見られなくなっていきますね。
興味深く拝見しました。
今後とも、宜しくお願い致します。
風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/

風旅記さま、おはようございます。

西武新宿線の場合、中井駅や井荻駅がやはり中線を持ち、列車の追い越し駅として用いられていますが、沼袋のように上下線ともという駅はかなり珍しいですね。

わたしもつくば生活から、週末は東京生活に移行して、新宿線に乗る機会が増えており、ぜひこの駅の姿は記録しておこうと思いました。

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