公園保存蒸機 常陸大子駅横 C12 187号機
日本全国の公園等に保存されている車両を観て歩くシリーズ、今回は現在、水郡線常陸大子駅横に保存されているC12 187号機です。
2014/9/6
2014年9月6日、水戸から水郡線経由で、「郡山車両センター公開」に出かけた時と2014年11月30日、常陸大子で開催された「水郡線営業所祭り」に参加した際の二度、この機関車を見る機会がありました。
まずこの機関車の履歴から、いつものように沖田祐作氏の機関車表データで見てみると
C12187 日本車輌名古屋工場=589 1938-07-00 S50.00t1C1t(1067) 車歴;1938-07-00製造→納入;国鉄;C12187→配属;門司局→ 1938-07-27竣工[門鉄局達617=総裁達617=配属指令の錯誤か?];門司局→ 1938-08-02配置;東唐津→1938-09-23豊後森→1942-03-05借入;南延岡→ 1942-03-20返却→1943-10-08宮崎→1943-10-19借入;南延岡→1943-10-24返却→ 1964-06-02鹿児島→1967-07-06(7/9?)水戸→ 1970-06-01高鉄局配置表(5/31?)高崎一→1970-11-28廃車;高崎一→ 保存;茨城県大子町「中央公民館」;C12187
誕生は1938年7月、日本車輌名古屋工場で、C12の場合は川崎車輌、汽車製造会社、日立製作所、日本車輌製造、三菱重工業の五社で製造されました。新製配置は門司局でした。九州各地を転々とした後、関東に異動、水戸から最後は高崎管理局で桐生機関区に配置されて、足尾線で活躍していたそうです。その頃は、現在、桐生市桐生ヶ丘公園に保存されている49号機と一緒だったそうです(詳しくはこちら)。
保存に関しては、引退直後は袋田駅横に保存されていたようです。その後、常陸大子町中央公民館に移転し、2010年10月1日、現在の場所に再移転したそうです(詳しくはこちら)。
見て分かるように、非常に綺麗な外観が保たれています。
最後まで読んで戴きありがとうございます。
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