江ノ電を撮る 施設編 2 鵠沼駅
江ノ電の駅シリーズ、2駅目は鵠沼駅です。
所在は神奈川県藤沢市鵠沼松が岡一丁目です。駅番号はEN04です。
江ノ電を路面電車というかどうかは意見が分かれるところですが、路面電車スタイルの車両が走る駅として、鵠沼駅の構造はかなりユニークです。
島式ホーム1面2線の地上駅ですが、改札口等の駅舎部分は半地下に設置されています。駅出口付近に敷いてある敷石はかつて腰越~江ノ島間の併用軌道で使われていた石を再利用したものだそうです。
駅の鎌倉方には境川に架かる橋梁があります。2015/11/28
橋梁上は上下線用の曲線軌道となっており、上下線ともホームまでの構内有効長が確保されているため、江ノ電の交換駅としては唯一、同時進入が許容された警戒信号が装備されています。
開業は1902年9月1日で藤沢~片瀬(現・江ノ島)間が開業した時にこの駅も開業しました。1982年4月23日、境川橋梁掛け替えと駅舎改良工事で、旧藤ヶ谷停車場跡地に仮駅を設置しました。1985年5月25日、現行の地下駅舎をもつ駅改良工事が完成し、復旧しました。
2014年4月8日、江ノ電駅としては唯一のエレベーター設置駅となり、エレベータに対応した改札口が設置されました。
藤沢~江ノ島(片瀬江ノ島)間は、小田急江ノ島線も走っており、小田急の駅、鵠沼海岸駅がそばにあります。
両方の駅は住宅街の中を通って徒歩で行ける距離ですが、そのルートを示す案内図が鵠沼駅に用意されています。
因みに鵠沼の地名の由来は 鵠(くぐい):白鳥の古名で白鳥が多く飛来する沼が多くあったためと言われています。
最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。
« 小菅の複々線を走る様々な列車達 東武の車両編 8 8000系 その9 | トップページ | 大宮鉄道ふれあいフェア2016 プロローグ »
「駅」カテゴリの記事
- 2022年夏 名古屋遠征 名鉄ほぼ全線乗りつくしの旅 39 尾張瀬戸から栄町へ(2023.01.11)
- 2022年夏 名古屋遠征 名鉄ほぼ全線乗りつくしの旅 38 瀬戸線の歴史と1986年12月の瀬戸線(2023.01.10)
- 2022年夏 名古屋遠征 名鉄ほぼ全線乗りつくしの旅 36 猿投から梅坪、豊田線で赤池へ(2023.01.06)
- 2022年夏 名古屋遠征 名鉄ほぼ全線乗りつくしの旅 35 碧南~知立~猿投 三河線 海線から山線へ(2023.01.05)
- 2022年夏 名古屋遠征 名鉄ほぼ全線乗りつくしの旅 34 知立~碧南 三河線 海線の旅(2023.01.04)
「民鉄:江ノ電」カテゴリの記事
- 江ノ電を撮る 施設編 9 極楽寺トンネルを抜けて その3 長谷の大仏(2017.04.15)
- 江ノ電を撮る 施設編 9 極楽寺トンネルを抜けて その2 長谷駅(2017.01.27)
- 江ノ電を撮る 施設編 9 極楽寺トンネルを抜けて その1(2016.12.21)
- 江ノ島・鎌倉フリーパスで鎌倉へ(2016.12.12)
- 江ノ電を撮る 施設編 8 極楽寺トンネルと切通(2016.11.17)
« 小菅の複々線を走る様々な列車達 東武の車両編 8 8000系 その9 | トップページ | 大宮鉄道ふれあいフェア2016 プロローグ »
コメント