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2016年6月17日 (金)

西武2000N系 4扉車を主流にした車両 6次車-1 4連

2000系オリジナル車は新宿線のみの4扉異端車といった扱いでしたが、2000N系が登場してからは、池袋線、新宿線ともに4扉車が主流となりました。

最終的に314両が製造された2000N系の歴史、形態、構成を製造年次ごとに追っかけてゆきたく思います。

2000n_42608_160530 2016/5/30 井荻
2000系オリジナルタイプ(奥)と2000N系前期車(2507F)のツーショット

2000n_on_6120506 2012/5/6 東村山 西武園線と国分寺線と新旧2000系

2000N系の製造は1988年701系の廃車代替計画により開始され、2000系オリジナルタイプの製造後、10年以上経ってからでした。性能面はオリジナルタイプと統一されたものの、内外装は大きく変わりました。

前面は東急車輌によるデザインで、オリジナルタイプとの形態の違いは

1)排障器は登場当初は未装着でしたが、直ぐに装着

2)窓、種別、行き先表示器の周りが黒く塗られ、

3)パノラミック・ウインドウの傾斜はなくなりました。

4)側面は戸袋窓が復活し、側窓の天地寸法が拡大され、一段下降式となりました。

5)登場時から側面に行き先表示器が取り付けられました。

第一陣として1988年3月に2000系オリジナル車から続く第6次車として、以下の編成が落成しています。製造はいずれも東急車輛でした。

4両編成

1988/3/26 2501F
1988/3/30 2503F
1988/3/31 2505F 2507F

2両編成

1988/5/17 2451F

6両編成

1988/5/19 2051F

ちなみに田無事故の補充用として、2000系オリジナル車のスタイルで第5次車が落成したのは

1987/8/21 2031F(二代目)
1988/1/6  2033F(二代目)
1988/3/15 2417F
1988/4/18 2419F   

で、6次車の製造時期とオーバーラップしているのは、以前にも記述したとおりです。

但し、こちらは全車所沢車両工場製でした。

2000N系は1992年3月からの第11次車まで6次に渡って製造されました。

2000n_4_2501_120428 2012/4/28 東長崎

最初に登場した編成はオリジナルでは存在しなかった4連でした。

←飯能、西武新宿、国分寺

  Mc1     M2     M3    Tc2
 クモハ    モハ    モハ    クハ  形式
  2401        2101      2101      2001
 CONT    MG CP  CONT    CP
  2501       2502       2601      2602
  2503       2504       2603      2604
  2505       2506       2605      2606
  2507       2508       2607      2608    

と2500,2600番台が使われ、番号は1から振られました。

2000n_4_2505_160606_21 2016/6/6 井荻 2505F

4連といってもクハ+モハ+モハ+クハではなく、上記のように3M1Tの構成となっており、2500番台は1C8M方式、一方、2600番台は1C4M方式となっています。

上の写真のように4連を併結して8連にする場合は貫通8連(6M2T)と性能を合わすため、2連(1M1T)と併結する場合も、貫通の6連(4M2T)と性能を合わすための措置かと思います。

2000n_4_2608_160508 2016/5/8 沼袋 クハ2608他

クモハは当初、パンタグラフ2丁装備で登場しました。後に撤去されましたが、パンタ台の跡や配線・ランボードは残されています。パンタグラフも長年使用されてきた工進製作所のKP-62-Aから東洋電機製のPT4320-S-A-Mに変更となりました。

2000n_4_2505f_160506_2 2016/5/6 沼袋

所謂、前期車と言われる6次車から7次車(~29まで)は戸袋窓が小さく、側扉窓も角の丸い小型でした。正面貫通扉窓も(~19)までは小型でした。

クハ2602~2608(偶数)の床には将来の電動車化を考慮して主電動機点検蓋の形骸がみられるそうです。

補助電源装置は交流ブラシレスMG 140kVAが搭載されました。
2504、2506、2508のCPはHB2000からRW-20に、換装されています。

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コメント

B767-281様こんばんは。N2000更新車も出ていますが、もう増えないようです。40000系が横浜から秩父まで直通運転することが発表されますます影が薄くなりそうでさみしいです。ベンチレータが撤去されたりパンタが半減されたりで、見た目もかつてほど重厚ではなくなりましたが、まだまだ電車らしくて好きです。続編楽しみにしております。

こんばんは。

遂に新2000系の登場ですね。
当時、個人的には旧2000系のごつさと比べて、スマートでカッコイイ、と思っていました。本線鋼製車両の最後の砦となるとは思っていませんでした・・・。

4+4の8両編成でパンタグラフが8個も付いているのが壮観でしたね。

細井忠邦さま、おはようございます。

2000N系、新宿線はまさに主力ですが、池袋線に関しては朝夕のラッシュ時以外は以前に比べて運用される本数が随分減ったように感じます。

これからオリジナルタイプが廃車されると池袋線に配置されている車両も新宿線に転属するのではないかと感じます。

MiOさま、おはようございます。

池袋線には9000系もいますが、仰るようにデザイン的には無骨と言っては御幣があるかもしれませんが、オリジナルタイプに比べて洗練された感がありますね。

おはようございます。
昨日は30℃を越えて電車の冷房が有りがたかったです。

1973年以降、準急豊島園に入る運用は101系冷房車が入る確率が高く、池袋行きで助かりました。


本題へ
N2000系には昭和64年 東急車両製造がなく、平成元年なのですね。

伯母は大正15年生まれなのに 昭和元年生まれと言っていました。


N2000系の4両編成車両の番号付けも今までにないものですね。

それと2417F、2419F、2031F、2033Fが製造されて直ぐに N2000にモデルチェンジしたのも不思議です。


N2000系4両編成×2の8両編成はパンタグラフが8器もあり、迫力がありました。


たまに池袋線でN20004両編成×2が運用に入ると 不思議です。

準急豊島園さま、おはようございます。

鉄道車両でも1989年1月の6日までに落成した車両は昭和64年の表記があったり、青函連絡船八甲田丸線体内の貨車だったか検査表記が昭和のままだったり、あの頃を思い出させてくれるものがありますね。

池袋線配置の2000N系4連は殆ど4+4の運用で野球臨などに多いようですね。

B767-281さま、おひさしぶりです。
2000N系のエピソードをこちらで見れて感謝・感激です。
乳幼児から黄色い電車にお世話になっている身としては、
特に本川越寄りクハ車クハ2601がお書きのとおり初期の数編成のみ、
Mc車になっていたかもしれない、というのは初めて知りました。

夏季でクーラーの音が多少辛いところですが、引退してしまうと2度と西武線では録れませんので、
先日、池袋線では池袋~西武秩父の臨時列車に入りました、各停N2000モハ車、
新宿線では多少お客様が減る終電間近にトップ編成2001Fモハ車にて
本川越~西武新宿各停をいずれも全区間、収録しておきました。
今では貴重な、肉声放送が良い味ですね。更新車は自動放送ですが…。
あと、タイフォンはやはり空気タイフォンですよね、タモさんも空気のほうが好きだそうですよ。
チョッパ制御。このモータも大好きなんです。西武らしいというか。他社もありますが…。
まもなく思い出になろうとしている黄色西武。さらにいろいろと記録しておきたいところです。
長文失礼いたしました。

やきとりさま、おはようございます。

わたしもこの4月から週末小平住民となっているので、つくばとの往復の過程や休日、西武線の撮影記録に精を出しています。

特に2000系、2000N系の場合は番号をきちんとメモする記録でないと後でわからなくなる点が多少面倒ですが、それも楽しみに感じています。

2000N系の場合、沿線住民でなくなってから登場し、今日に至っており、最初は全体像を把握しにくい系列と感じていましたが、写真を撮り進めるうちにわかってきたように感じます。

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