パリの6つのターミナル駅巡り サン・ラザール駅 3 BB27300形
パリ・サン・ラザール駅で目撃した車両、前回はBB17000タイプの電機でしたが、今回も電機でBB27300というタイプです。
以前、リヨン駅でBB26000というタイプを見かけましたが、交直両用機の系列として、2001年から2006年にBB27000という貨物専用タイプが180両製造され、従来のゲンコツに対してPrimaEL2Pという愛称が与えられました。それに次ぐ、旅客用タイプのようです。
Alstom製で、2004年から2009年まで67両が製造されました。2004年に最初の60両が発注され、最初の2両が2005年に試作として製造され,2008年にかけて逐次,納車されました。2次発注として,5両と2両が発注されました。
仕様は
全長 19.52m (64ft 1in)
ホイルベース 10.60m (34ft 9in)
質量 89t
電気方式 直流1.5kV 交流 25kV 50Hz 切り替えはパンタグラフで対応
最高速度 160km/h
出力 4,200kw
SNCF Transilien 運用でパリ・モンパルナス、パリ・サン・ラザール線に投入
最初の量産機は2006年にモンパルナス駅からの近郊ルートの営業運転に投入されました。現在、この路線に23機が投入されています。これによって、BB8500やBB25500が運用から外れました。
42機が続いて,サン・ラザール線に投入され、これによってBB8500やBB17000が運用から外れました。
2015年以降はSNCFの貨物部門(Fret)の運用にも投入されているようです。
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