東京総合車両センター公開 その3 首都圏直流電車の主電動機 part11 MT75
2015年8月22日の東京総合車両センター公開での直流電車の主電動機展示に沿ったこのシリーズ、今回は MT75形主電動機です。
JR東日本の最新のといってもMT79形装備のE235系が走っているので最新より一つ前になりましたが、E233系やE259系に搭載されたモータです。
出力はE231系などに搭載されたMT73形の95kWから140kWに大幅に増強されており、最高回転数は5800から5818rpmに上げられています。重量は560kgとなっています。
メンテナンスフリー化が推し進められており、軸受け構造は240万km走行まで非分解可能となっています。さらに騒音もMT73に比べて2dB低減されています。
2006/12/17 三鷹
デビューしたてで試運転中のE233系T1編成
2009/2/1 さいたま新都心
京浜東北線用のE233系1000番台101編成
2013/7/7 柏
地下鉄千代田線乗り入れ用のE233系2000番台1編成
2013/4/27 鶴見
上野東京ライン、湘南新宿ラインを介して東海道、東北、高崎線を走る国府津区、小山区のE233系3000番台 写真は国府津区のE1編成
2015/8/30 海浜幕張
4000番台は飛ばして、京葉線用は5000番台に 501編成 (10両貫通タイプ) 6+4両タイプは550番台 6連 F50番台 4連
2014/10/25 高田馬場
埼京線用は7000番台 10両編成
2015/8/22 東京総合車両センター公開
最後に登場した南武線用は8000番台 N1編成
まさに今の首都圏の多くの線区をカバーしているのがMT75モータ搭載のE233系各番台となっています。
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「乃木坂46三期生応援団」改め「乃木坂46四期生応援団」です。
ぼくは最近、中央線を筆頭にE233系車両の撮影をするのがマイブームとなっています。実際に見て確認したところ、中央・青梅・五日市線用のE233系の10両貫通編成と分割編成とでは、正面窓を支えているゴムの量が異なっていました。ちなみにぼくとしては、正面窓を支えているゴムが少なめの分割編成(東急車輛製のH43、H45~H52、H56~H58編成と青660+460編成、青663+463編成、青665+465編成、青666編成+466編成、青667+467編成、青668編成、青669編成)がお気に入りです。但し10両貫通編成でも、東急車輛製のT15編成やT20編成、T24編成などは気に入っている編成です。
中央線以外のE233系各番台(川崎重工製は除く)は、一部を除いて正面窓を支えているゴムが少なめなので結構気に入っている編成も多いです。京葉線用のE233系5000番台には分割編成がありますが、中央・青梅・五日市線用の0番台に比べると数が少ないので寂しく感じます。また東海道・宇都宮・高崎線・上野東京ライン・湘南新宿ライン用の3000番台は、E231系との混結編成より3000番台で統一した編成の方が好みです。
投稿: 乃木坂46四期生応援団 | 2019年5月 2日 (木) 00時04分
乃木坂46四期生応援団さま、おはようございます。
E233系の場合も、じっくり見較べるとその製造メーカーによって形態が異なるのですね。JR東日本の車両では妻面の強度と保つための横向きの波状の構造のあるなしがメーカの違いでありましたが、E233系の場合はゴムの量で見分けられるのも面白いですね。
湘南新宿ラインが開業してある段階まではE231系だけで、その後E233系3000番台が国府津に配置されても湘南新宿ラインには入りませんでしたが、2015年3月からでしたか、E233系3000番台の高崎からの転属、増備でE231系と混用されるようになりましたね。わたしも個人的にはそれぞれの形式が分けて運用される方が形態的にもスッキリすると思います。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2019年5月 2日 (木) 05時42分