広島・四国西南部旅行 広島編 その4 可部線 part2 活躍した車両たち 103系part2
2014年12月の旅行で訪問した可部線の話題、今回も同線で活躍した103系の話題です。
広島地区の103系、前回のこのシリーズの記事で記述したように1992年5月頃から、関西地区で活躍していた車両が転入し、広島地区での活躍が始まりました。
2005年度、岡山電車区からマスカット色4連2本が転入、、前年度宮原区から転入した1本と合わせて3本が廃車になりました。
2005年度、岡山電車区からマスカット色4連1編成が転入し、JR東日本から購入した8両のうち、高運転台、非ATCの先頭車2両(-821, 828)が瀬戸内色に塗装され、代わりに先頭車2両が宮原区に転出しました。
2002/3/29 倉敷
岡山区のこの塗色の103系が広島地区でそのままの塗色で活躍した時期がありました。
2007~2008年度にかけて3連3本のTc'に便所取り付け工事が行われました。便所内に行き先表示器が設置されたケースでは悪戯により、とんでもない表示に改竄されたりする問題が多く発生し、かなり手を焼いたようです。2008年度には京都総合運転所から113系4連9本も転入しました。そのため103系4連3本が廃車されました。
2004/9/5 瀬野
4連 B-10編成 金子みすず 生誕100周年HM付き
この編成のクハは-180以降の豚鼻ライト(オリジナルシールドビーム)です。
2009年度、京都、日根野区から113系4連が各1本ずつ転入し、103系4連4本が廃車されました。この時点で8本が在籍していましたが、2本は岡山区貸し出し、4本は運用外となりました。
2010年3月のダイヤ改正で、4連全編成が廃車となり、高運転台車も消滅、運用されているのは3連3本のみとなりました。
2015年3月14日のダイヤ改正で、227系が投入されることとなり、103系の運用は終了しました。
次回のこのシリーズでは3連の103系の写真を紹介します。
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コメント
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B767-281様お早うございます。広島近郊の103系で印象に残るのは、クハの43.44番です。山手線出身の車がよくこんなに遠くで生き延びた、と感動しています。高運の821.828は武蔵野線でお世話になったことがありました。これまた震災という偶然がなかったらこの地には行かなかったでしょう。車両の一生にも運命を感じます。
投稿: 細井忠邦 | 2016年6月11日 (土) 06時56分
細井忠邦さま、こんばんは。
クハ103-43,44は山手線は品川区配置でしたが、1975年に高槻区へ、さらに明石区、そして1994年に広島へ移っているのですね。まさに、夫婦のように最後まで一緒だったのですね。一方で、JRになってから西日本に移った821,828も面白い生涯でしたね。こういった生涯を送れる形式もこれからは出てこないでしょうね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2016年6月11日 (土) 21時29分