小菅の複々線を走る様々な列車達 東武の車両編 8 8000系 その10
1963年の登場から今年で53年が過ぎ、終焉が近づいている8000系ですが、前回の記事ではオレンジとグレーのツートンカラーの特別塗装車81107Fについて触れましたが、今回は同じ4Rワンマン車グループの81111Fについて触れようと思います。
2016/3/18 川角
2016/3/12 小川町
字体も当時のままのようです。
塗装は、セイジクリーム色で東武鉄道では1974年6月から標準色として採用され、当時在籍していたロングシート車全車と熊谷線用のキハ2000形に適用されました。1985年まで標準色として多くの車両がこの塗装を纏いましたが、よく言われるように「下塗り塗色ではないか」などと陰口を叩かれる塗色であったことも事実でした。
東上線の最初の区間である池袋~田面沢(たのもざわ:現在の川越市~霞ヶ関間の中ほどに位置)間33.5㎞が1914年5月1日に東上鉄道の手によりにより開業してから100周年を迎えることを記念し、2014年4月、81111Fをセイジクリーム塗装にしました。
2016/3/12 小川町
東上線ワンマン区間 小川町~寄居間での活躍
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こんばんは。セイジクリームの81111ですね。
塗られた当初は妙に鮮やかで、こんないい色だったっけ?という感じでしたが、徐々に退色して来て、あぁ、こんな感じだったなぁ~、という色に落ち着いてきているような気がします。
顔もパンダ目以外は単色なので、何だか間が抜けてしまっているのですよね。今回サボ受けを付けたのですけど、サボが付いている方が真ん中にアクセントが出来て良い感じになりますね。
投稿: MiO | 2016年6月22日 (水) 22時30分
MiOさま、おはようございます。
セイジクリーム塗色、先日の西武の武蔵丘公開で2000N系の下塗り状態の姿を見た際にまさにセイジクリームたっだのでおもわず吹き出しそうになりましたが。東武ではこの塗色を10年以上続けていたのですね。
なかなか大胆だなと今にして思います(笑)。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2016年6月23日 (木) 05時42分