西武101N系 1251F 甲種回送に遭遇
以前、西武多摩川線で活躍中の新101(101N)系については編成別に触れました。7月9日、雨の中でしたが、所沢駅で偶然、1251Fの甲種回送編成を見かけました。
編成は牽引車263Fと1251Fの8両編成で、クハ1251のエンドには円形の反射標識板が付けられ、連結器は自連に交換されていました。
戸袋窓の部分に甲種回送に関する内容が書かれた紙が貼ってあり、
拡大するとこのような内容です。発駅は小手指駅、着駅は武蔵境駅となっています。多摩川線で活躍する101N系の点検に伴う定期交換ですね。
263Fは普段、多摩湖線で良く見かけますが、もう一つの顔である4M方式の牽引車としての姿を見たのは初めてでした。被牽引車とは並形自連で連結されて、ブレーキホースも繋がっていました。
牽引車としての活躍のためにクモハ263には新製車両の全電気指令式ブレーキ対応用読み替え装置を搭載し、牽引車からの指令で被牽引編成のブレーキが応答するようになっており、また台車には空転防止のため、増粘着剤噴射装置が、運転台にはそのためのボタンが用意されています。クモハ266はMG・CPを撤去し、バランスウエイトを搭載しました。
2016/5/1 萩山
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コメント
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B767-281様こんにちは。暑いですね。このオールM編成、多摩湖線で乗車したことがありますが、流石に出がいいし、ブレーキの効きも抜群でした。普段は持て余し気味ですが、こう言うときに本領発揮ですね。
投稿: 細井忠邦 | 2016年7月10日 (日) 13時20分
細井忠邦さま、おはようございます。
選挙も結果が全部出たようですね。
これからの政治がどうなって行くのか、ある意味心配ですね。
私もなぜか263Fは多摩湖線で良く乗り合わせます。白い編成の中に黄色が一本、ある意味では「幸せのなんとか」のように感じます。
先週末は久しぶりに白ばかりと思っていたら、やはり本業で忙しかったようで。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2016年7月11日 (月) 06時01分
こんばんは。
最後の黄色い101系ですからね。
本当は牽引機なんて専用の電機を当ててあげれば、とも思うのですが、
この用途が無ければ101系が全部白くなってしまっていたかと思うと、
やむを得ない感じです。
投稿: MiO | 2016年7月11日 (月) 23時34分
MiOさま、おはようございます。
鉄道会社の場合、機関車の運転業務を行うというのは電車などの運転とはかなり違った能力が求められるのか、その人材の養成、維持にかなり手間をかけていることがうかがわれますね。
JR東日本でも訓練列車を走らせていますし、東武鉄道もSLの運転に備えて、大井川鉄道に研修に出しているそうですね。
そう考えると、西武の場合、以前は秩父の石灰石を貨物で運んでいましたが、機関車の廃止とともに乗員もなくすためこの101N系263Fの登場となったのですね。
ある意味合理的な判断なのかもしれませんね。
一方で101N系の白塗装、最後まであれで行くのでしょうかね?
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2016年7月12日 (火) 05時52分