勝田車両センターまつり その2 415系1500番台 part7 FM1501 FM1509
2016年3月5日の勝田車両センターの公開の話題、今回も同公開で展示された415系1500番台の編成の写真ですが、常磐線で活躍した同系列の写真は出し終わったので、今回からはJR九州で活躍中の同系列の写真を載せます。
国鉄時代に1500番台は4両編成が21編成、サハ411形が1両の計85両が製造されました。当初は全車、勝田区に配置し、捻出された100、500番台鋼製車を九州に転属させ、421系低運転台車を置き換える計画でしたが、新車を直接投入した方がイメージアップに繋がるとのことで、FM1509-1521編成として、13編成が南福岡区に直接投入されました。
2008年12月24日付けで廃車されたK525編成(クハ411-1501+モハ415/414-1501+クハ411-1601)編成は500番台2編成とともに、JR九州に譲渡され、小倉工場で整備後、2009年6月23日付けでFM1501編成として車籍復活し、6月末より営業運転を開始しました。
現時点では全ての車両(14編成)が南福岡区に集約され、活躍中です。
1501編成
帯色は九州配置の1500番台の明るいブルーに変えられましたが、転落防止用の幌の部分は常磐線時代の色のまま残されています。東急車輌製造の銘板と、小倉工場改造、九州旅客鉄道の銘板が付加されています。
九州では運行番号を使うことがないためか、運行番号表示が編成番号表示になっています。
1509編成
かつて常磐線でも見られましたが、九州では415系3併結編成が見られました。1500番台3併結、銀白オリジナルレトロカラーの3色も走っていました。
以上です。
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コメント
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B767-281様こんばんは。1501編成は大変幸運な編成ですね。時代が許すならば常磐線に残っていた1500番台車全てが転属しても当然だったと思います。〜ただし変圧器の問題はあるようですが。前にも出しましたが、国鉄の広域転配は合理的だったな、ど改めて思います。
投稿: 細井忠邦 | 2016年7月25日 (月) 22時25分
細井忠邦さま、おはようございます。
交直両用車両も交流50もしくは60Hz専用の車両から50/60Hz共用の車両へと進化して行きましたが、JRになってからは広域転配のことは考慮せずに片方の周波数のみの車両が登場して来ましたね。
実際、その方が合理的だったのでしょうが、1500番台のようにまだ使えるのに・・・と思われる場合はこれがアダとなってしまいましたね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2016年7月26日 (火) 05時36分