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2016年7月14日 (木)

小菅の複々線を走る様々な列車達 東武の車両編 8 8000系 その11 

1963年の登場から今年で53年が過ぎ、終焉が近づいている8000系ですが、前回の記事ではセイジクリーム塗装の4Rワンマン車グループの81111Fについて触れました。今回は、同じ4Rワンマン車グループで昨年11月フライング東上」塗装に塗り替えられた8198Fです。

8198Fは8R車8197Fの分割で登場した改造4R車で、クリーム色標準塗装の時代の写真は以前の記事で紹介しました。

8198_151212_16 2015/12/12 小川町

2015年は東武東上線が全線開通し90周年を迎えた年であり、それを記念して1949年から1967年まで東上線で運行された行楽列車「フライング東上号」のリバイバルということで、8000系8198編成と50090系50092編成1950年12月頃から54系が纏った濃い青色に黄色い帯の塗装を纏わせました。50090系はフルラッピング、8000系は塗装による再現です。

Hmflying_tojo_151212

ちなみにフライング東上号の塗装は
1949年4月から 32系 深紅
1950年4月頃から 54系 深紅、黄色の帯
1950年12月頃から 54系 濃い青 黄色の帯
1952年3月頃から 53系 濃い青色 黄色の帯
1962年12月頃から 78系 ロイヤルベージュとインターナショナルオレンジ
1963年11月頃から 8000系 ロイヤルベージュとインターナショナルオレンジ

と担当系列、塗色が変化してゆきました。
フライング・・・のネーミングはイギリス ロンドン~エディンバラ間の特急列車「フライング・スコッツマン」にあやかったそうです。

Img_9770 2007/6/8 ロンドン パディントン駅

本家、イギリスでもFlying Scottsmanの塗装の流れをくむ塗装の列車が見られます。

8198_151212 2015/12/12 寄居

8198_151212_2 側面にも全線開通90周年のマークが入っています。

8198_151212_3 黄色の帯は妻面までは回り込まず、帯の下には社紋が入っています。

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