San Diego Lindbergh空港でのSpotting 23 United Airlines Boeing 737 part1
San Diego Lindbergh空港でのSpotting、今回はUnited AirlinesのBoeing 737です。
N348UA Boeing 737-322 cn 24252 ln 1648 2002/1/17 SAN
Unitedのタイトルを付けている機体は旧Unitedの機体もあれば、旧Continentalの機体もあり、さらに新規に導入された機体もあるようなので、3回に分けて写真を紹介します。
まずpart1として旧Unitedの機体です。レジはN****UやN***UAのタイプのレジです。Boeing 787によるJALのSan Diego直行便が開設される前は、もっぱらサンフランシスコ経由のUnitedの便を利用しておりましたので実際に搭乗した機体でもありました。
United Airlinesの歴史は以前、コーネル大学に出張した際の記事で記述しました。
FleetのうちBoeing 737はかなりの部分を占めますが、現在はNGシリーズのみが現役、クラッシックシリーズは全てリタイア済みです。
737-200 100機 -222が75機 -291A が25機
737-300 101機 すべて-322
737-500 94機 -522が57機 -524(WL) が37機 でした。
-291A は1978年から1982年にかけてFrontier Airlinesが発注し、後年Unitedに売却された機体です。
-524(WL) はContinental Air Linesが発注、2010年のUnited Airlinesとの合併で所属が変わった機体でWinglet装着機です。
N911UA Boeing 737-522 cn 25255 ln 2075 2003/1/15 SAN
"Shuttle" の塗装は Shuttle by United という航空会社内航空会社としてUnited AirinesのSubsidiaryとして1994年10月1日から2001年にかけて運航した部門でした。
合衆国の西海岸に沿って運航し、サンフランシスコやロサンゼルスを起点に運航をしていました。Fleetは737-300と737-500で構成され、終末期にはUnited Shuttleと改名されました。
アメリカでは1990年代後半にInternet Boomによるバブル期があり、俗にDot-com bubbleというそうですが、それでシリコンバレーなどがあり、ベンチャービジネスが多く立ち上がった西海岸では航空業界も潤い、こういった運航を開始したそうです。まさに「どっと混む」だったようです。
しかし、サンフランシスコ空域の視界が良くない天候条件による遅延の発生や、スタッフの過剰労働でSFO,LAX関係の2/3のフライトが遅延する事態となり、Shuttle運航は中止に追い込まれました。
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B767-281様こんばんは。737も300から500は新しい部類かと思っていましたら、もう結構引退しているのですね。離発着の多い短距離機の宿命でしょうか。737はそれにしても息が長いですね。流石に航法士の覗きまどはなくなりましたが、お顔は707そのままですね^_^
投稿: 細井忠邦 | 2016年7月12日 (火) 20時16分
細井忠邦さま、おはようございます。
わたしも737のクラッシクシリーズが引退しているとは思いませんでした。
やはり飛行機の世界、とくに737やエアバス320のような比較的身近な旅客機も新陳代謝しているのですね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2016年7月13日 (水) 05時37分