通勤電車シリーズ 話題のE531系 その4 3000番台 K554編成
2015年12月22日の記事で常磐線に投入されたE531系3000番台、K551、K552, K553編成について触れました。少し遅れて投入されたK554編成も先日、荒川沖~上野間で乗車する機会がありましたので、今回は鉄道ファン誌 2016年9月号 特別付録 「新車カタログ2016」の記事を参考に、E531系3000番台の従来タイプからの変更点について触れようと思います。
製造の目的は415系1500番台の老朽化取り換え用で、番台変更の理由は従来タイプに較べて準耐寒耐雪仕様としているからだそうです。
主電動機冷却のための外気はM車車体側面戸袋上部4カ所に設けられた吸気口から取り込まれ、主電動機と車体側ダクトを結ぶたわみ風道で主電動機に導かれます。さらに客席座席下にフィルタが設けられ、それを隠すための脚台風の覆いが設けられました。
2015/12/19 土浦 K551編成 クハE531-4001
先頭台車には雪かきが設けられ、ATS-P形車上子は台車装荷になりました。台車の軸箱部は一体形に、高さ調節弁にヒーターと保護棒が設けられ、床下機器箱はふたを二重パッキンとし、締結方法も変更されました。CPはオイルレス形となり、滑走防止弁は箱に収納され、汚物タンクは断熱剤入り二重構造に、排出部にはヒーター付きカバーが設置されました。空気笛にも防雪板が設置されました。
以上です。
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