紀勢本線 和歌山~和歌山市間 SW010編成について
昨日の記事で紹介した紀勢本線和歌山市~和歌山間、紀伊田辺~新宮間、和歌山線、桜井線などに投入されている105系の話題です。
所属は吹田総合車両所日根野支所新在家派出所で24編成、48両が所属しています。現在、同所には105系以外に117系4両編成も5本所属しています。場所は和歌山線の和歌山~田井ノ瀬間の線路の北側にあり、かつては和歌山機関区、新和歌山車両センターと言われ、C57形,C58形蒸気機関車や特急「くろしお」用キハ80系、キハ28/58系、キハ30系が所属していました。
図1 103系1000番台から改造のクモハ、クハで構成される105系編成(SW010)以外
105系に関しては以前、広島可部線の話題で紹介しましたが、こちらにはクモハ105-500番台とクハ104-500番台、いずれも4扉のモハ103/102-1000番台から改造されたもので、クモハは新造車に準じた運転台の取り付け(32両)、クハは電装解除、台車は101系廃車発生品のDT21T台車に交換、運転台は新造車に準じたものが取り付けられた(10両)の編成と、クモハ105-500番台とクハ103-1000番台から改造されたクハ105-0番台(14両)の編成がいます。ただ、何度か紹介しましたが、クハ105-7の編成は桜井線の踏切事故でクハ105-7が廃車となり、モハ103-385を電装解除し、クハ105-7の運転台を切り継いで製造されたクハ104-551に置き換えられています。
クハ104-551を先頭にした105系SW010編成
顔はすでに亡いクハ105-7由来、その後ろにモハ102-385の車体とといったクハです。
今回の関西訪問ではそのクハ104-551を含む編成が和歌山~和歌山市間の運用に入っていました。以上がSW,SP編成で、桜井線、和歌山線、紀勢本線(和歌山市~和歌山間)の運用に入っています。
紀勢本線(新宮~紀伊田辺)間の運用には新造3扉のクモハ105-0番台、クハ104-0番台のSF編成が活躍中です。
また、将来起こりうるとされている南海トラフ地震による津波対策の装備が車内に備え付けられているのも印象的でした。
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