速報版 仙台へ
10月22日にJR東日本新幹線車両センターで開催される「第31回新幹線車両基地公開」に参加するため、東北新幹線を利用して仙台に来ています。
2011年3月に学会出張で来る予定でしたが、大震災の発生で来ることが出来なくなり、2008年7月以来の訪問となりました。
新幹線指定席予約とホテル予約がセットになったJR東日本Viewトラベルサービスの商品を利用したため、新幹線(大宮~仙台間)は各駅停車タイプのやまびこ205号がアサインされました。
2016/10/21 仙台駅に到着した やまびこ205号 E6+E5編成
やまびこ205号 郡山以北ではかなり空席が目立っていました。
車両は「こまち+はやぶさ」のE6系(Z22編成)+E5系(U8編成)のコンビでした。E5系に乗車するのは初めてでした。大宮で乗車したときはほぼ満席状態でしたが、宇都宮、那須塩原、新白河でどんどん下車して行き、福島では殆どガラガラ状態でした。
関東地方にいると震災からの復興以外、あまりニュースとして聞きませんが、仙石東北ラインが2015年5月30日から運行を開始しており、これは東北本線と仙石線が比較的近くを走る松島~高城町間に接続・連絡線を設けて、仙台~東北本線~塩釜~連絡線~高城町~仙石線~石巻~女川を結ぶもので、電化方式の違う両線を走るためにハイブリッド気動車HB-E210系が用意されました。
構想は古くからあったそうですが、震災後の復興事業として、速達性の向上として、さらに高速バスとの対抗策として、このラインの実現したそうです。
船岡といえば東北線随一の桜の名所ですが、駅名標もその桜でした。
仙台到着後まず、船岡まで南下して、駅横の船岡駅前緑地に保存されているED7137号機と木造鋼体化客車オハフ61 2527を見に行きました。
2016/10/21 仙台市電保存館
この1号車の他、123号、415号の2両が保存されており、車内も公開されていました。
さらに仙台市営地下鉄南北線の南の終点、富沢車両基地内には市電保存館があり、一般に無料公開されているとのことで、見学してきました。市電博物館としては以前、磯子の横浜市電保存館を訪問しましたが、それに較べると規模は小さいものの、仙台市電が美しく保存されており、路面電車好きは訪問するべき場所と感じました。
2016/10/21 仙台西公園
C601号機の後はひろせ川の崖となっています。
そして、もう一カ所は仙台の通りとして有名な定禅寺通はの西の終点で西公園通と交わりますが、そこにC601号機が保存されています。これまでも西公園内に保存されていたようですが、C60広場として改修されたようで、10月22日の公開を前に最後の仕上げの状態でした。
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B767−281様 おはようございます。行動範囲の広さに感服いたします。私の場合どうも西方面への志向が強く東北、北海道へ足を踏み入れたのは数える程です。従って、まだ455系や103系が走っているのかな。などと思ってしまうレベルです。仙台へは昨年の夏、東北大での研修へ行きましたが、夜の飲み会を除き缶詰状態で、終了後もすぐ帰らないといけない状況でしたので、ろくろく観光もできませんでした。やはり色々な鉄道文化財が残っているのですね。ぜひリベンジしたいです。ではお気をつけてどうぞ。
投稿: 細井忠邦 | 2016年10月22日 (土) 06時54分
細井忠邦さま、おはようございます。
先週の下関にしても今回の仙台にしても目的無しであったら絶対に出かけなかったと思いますが、幸いに下関ではEF651124号機、仙台では初期の交流機群という被写体を見ることが出来るので来てしまった次第です。
仙石線もかつて仙台地平ホームの時代に103系を撮影しましたが、沿線で撮影するのは今回が初めてでした。まして、仙石東北ラインという新たな仕組みとそこを走るHYBRID気動車の登場でだいぶこれまでとは流れが変わったのではと思います。
東北の保存車もそれぞれの場所に貴重な車両が保存されており、仙台の市電があれほどきちんと保存されていたことは今回初めて知りました。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2016年10月23日 (日) 07時01分