« 勝田車両センターまつり その2 415系1500番台 part10 FM1513 | トップページ | 南入曽車両基地電車夏まつり2016 その2 9000系 9108F L train »

2016年11月 3日 (木)

通勤電車シリーズ 103系 48 大阪環状線における活躍 part10

大阪環状線の103系、9月初頭の大阪旅行で久しぶりに環状線の電車を観てきましたが、さすがに低運転台車の姿はなく、全車800番台の高運転台車でした。

今回の記事では1973年冬頃から、山手、中央、大阪環状に登場したクハ103-213から268までの量産冷房車の写真をその履歴とともに紹介します。

これら一族の新製配置をもう一度見てみると

豊田区 213, 214, 217-223, 231, 232, 235-238, 259, 260
池袋区  215, 216, 223-230, 233, 234, 239, 240,267, 268
森ノ宮区 241-258, 261-266

これらのうち池袋区に新製配置された車両はクハのみ、1974年2月から3月に高槻区に転属し、豊田区配置の237,238も1974年3月に高槻区に転属しています。

というわけで今回はその首都圏配置組から参ります。

クハ103-237,238

103_103237_050708 2005/7/8 桜宮

103_103237_060620 2006/6/20 寺田町

1973/2/24 近畿車両にて落成、豊田区新製配置
1974/3/23 高槻区に転属
1983/2/9  淀川区に転属
1987/12/18 延命N工事 吹田区
1991/3/9 森ノ宮区転属
1991/3/12 ATS-^P取り付け工事 吹田区
2000/5/11 戸袋窓閉鎖
2003/7/28 前面整備工事
2007/5/11 日根野区転属
2011/4/26 廃車

103_103238_050708 2005/7/8 桜宮

103_103238_060620 2006/6/20 寺田町

238は誕生以来、237と同一編成両端のペアを組んでおり、私が写した写真も同じ日の同一編成です。

履歴も
1973/2/24 近畿車両にて落成、豊田区配置
1974/3/23 高槻区に転属
1983/2/9  淀川区に転属
1987/12/18 延命N工事 吹田区
1991/3/9 森ノ宮区転属
1991/3/12 ATS-^P取り付け工事 吹田区
ここまで同じで
2003/6/26 前面整備工事
2007/2/3 日根野区転属
2011/4/28 廃車

クハ103-239

103_103239_101206 2010/12/6 芦原橋

1973/3/6 近畿車両で落成、池袋区新製配置
1974/2/5 高槻区に転属
1983/5/15 明石区に転属
1984/11/18 淀川区に転属
1992/2/25 ATS-P取り付け
1992/2/26 奈良区に転属
1997/9/2 40N延命工事
2007/1/20 森ノ宮区に転属
2011/2/27 日根野区に転属

私が高校生の頃、中央線特別快速や山手線に量産冷房車として投入された車両が現在もこうして各線を転々としながら関西地区で頑張っているのはまさに驚きであります。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村  鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

« 勝田車両センターまつり その2 415系1500番台 part10 FM1513 | トップページ | 南入曽車両基地電車夏まつり2016 その2 9000系 9108F L train »

旅行・地域」カテゴリの記事

電車103系」カテゴリの記事

コメント

B767-281様こんにちは。良い天気になりましたね。さて今回のクハ103、とても懐かしいです。73年の2月初めて中央線に103系が配置され、初期車を中心とする101系が1000番台に改造され武蔵野線開業ように回されました。103系は、冷房付きは良かったですが、最高速度が低くブレーキの効きも今一つで、乗務員さんの評判は散々でした。暫定配置のATC準備車と差し替えられて、関西に旅立つ姿を豊田電車区で見ました。

細井忠邦さま、こんばんは。

私もこの記事を書きながら、きっと細井さんは豊田の新製配置、そして僅か1年でクハが関西に転属されたことをご存じだろうなと思っていましたが、そのシーンを豊田区で見ておられたのですね。

それにしても山手線や京浜東北線なら分かるのですが中央線にATC準備工事車が配置され、そのため、クハ103-237、238が関西に転属したのは未だによく分からないのですが。需要と供給の関係で山手線の分だけでは足りなかったのでしょうか?

B767-281様お早うございます。東海道線への新製冷房車の配置は11本で山手線には8本しか低運転台冷房クハが無かった関係から中央線からも三本分が捻出されたようです。代わりにクハ103-311〜316がトタに入りましたが、現在のようにインターネットなどが無かった時代ゆえに中央線もATC化されるような情報も一時流れました。その後上記6両はカマの非冷房クハとコンバート〔もちろん冷房改造して〕されました。このように車両がうまく活用され無駄が少なかった当時、今から思うと隔世の感ありです。

細井忠邦さま、おはようございます。

早速お答え頂き、ありがとうございます。
やはり、関西では11編成分、頭が必要だったのですね。それで山手線の8本分プラス、3本分中央線特快から捻出という話でしたか。

仰る通り、今ほど即座に情報が出回る時代では無く、雑誌の巻末の配置情報が頼りの時代でしたから、時間的にも遅れが出ていましたね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 通勤電車シリーズ 103系 48 大阪環状線における活躍 part10:

« 勝田車両センターまつり その2 415系1500番台 part10 FM1513 | トップページ | 南入曽車両基地電車夏まつり2016 その2 9000系 9108F L train »

カテゴリー

2023年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フォト
無料ブログはココログ

日本ブログ村

  • 日本ブログ村