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2016年11月15日 (火)

京成電鉄の車両たち 5 2代目 3000形 7次車以外

京成電鉄の車両シリーズ、今回は2003年2月1日のダイヤ改正で登場した2代目 3000形です。

3024_160430 3024編成 2016/4/30 京成高砂

私は殆ど見たことがありませんが、京成では「赤電」と呼ばれ親しまれた初代3000形がおりました。都営浅草線に乗り入れる事業者間では車両番号に関して、協定で京成は3・4を千の位に付与するという決まりがあるそうで、3700の次は3800や3900を使わずに3000に戻ったようです。

登場の背景には3500形の更新が1996年から予定されていたものの、鋼材の腐食が予想以上に進んでおり、全車更新をせずに未更新車は新車の投入で代替することになったこと、3200形、3300形などの抵抗制御車は早めに淘汰し、コストがかからない新製車で置き換えること、3700形に代わって交通バリアフリー法に対応した車両を導入することの必要性から2代目3000形の登場となりました。

設計にあたっては「環境への配慮」「省エネルギー」「メンテナンスの簡略化」「バリアフリー化」がコンセプトとされ、「お客様と環境にやさしい車両」が目指されました。京成グループ標準車体として、北総7500形、千葉ニュータウン鉄道9200形新京成N800形が登場しました。

製造は
東急車輛製造 3003~3025までの奇数番号編成
総合車両製作所横浜事業所 3027、3029、3032編成
日本車輛製造 3001,3002~3030までの偶数編成、3031編成 となっています。

車両番号は従来の編成内通し番号から、ハイフン方式となり、第1編成は成田空港よりから3001-1から3001-8、第2編成は3002-1から-8となり、6両編成では-4,-5は欠番となっています。8両編成が12本、6両編成が26本製造されました。

車体

日本車輛製のブロック工法による軽量ステンレス製車体で全長18m、側扉は3枚です。、冷房装置は京成では初の集中式となり、日本車輌製造製は三菱電機製CU-718形、東急車輛製造製は東芝製RPU-11013形を搭載しており、能力はいずれも46.52kW (40,000kcal/h) ですが、キセの形状は両者で異なります。

主要機器類

京成初のIGBT素子使用の東洋電機製造製VVVFインバータ制御方式を採用しました。制御装置は125kW出力の三相誘導電動機4台を制御をするもので、1台に2両分をセットで搭載する1C4M2群構成としており、トルク制御にはベクトル制御を採用しました。MT比は8両編成では6M2T、6両編成では4M2Tとしており、京浜急行電鉄の車両規定により、先頭車は制御電動車としています。

台車は住友金属製FS 564形(M車)、FS 064形(T車)で、ダイレクトマウント方式のボルスタアンカー付き構造、軸箱支持はモノリンク方式です。基礎ブレーキには保守の容易なユニットブレーキを使用しました。

駆動装置・モータは車両メーカによって異なり、日本車輌製造製はTD駆動装置・東洋製モーターTDK6174-A、東急車輛製造・総合車両製作所横浜事業所製はWN駆動装置・三菱電機製モーターMB-5100-Aの組み合わせとなりました。

補助電源装置はIGBT素子を使用した東芝製の150kVA出力静止形インバータ (SIV) を搭載、CPはレシプロ式のC-2000-ML形(吐出量2,000L/min)を搭載しました。

集電装置には東洋電機製造製のシングルアーム式パンタグラフを搭載しました。

3004_101229 3004編成2010/12/29 日暮里

1次車 3001-3005編成 2002年度製

8連

3001-1 3001-2  3001-3  3001-4  3001-5 3001-6  3001-7  3001-8
  M2c      M1         T          M2         M1'     T           M1        M2c
  CP      VVVF     SIV                    VVVF    SIV       VVVF      CP

6連
3002-1  3002-2  3002-3  3002-6  3002-7  3002-8
  M2c      M1         T     T          M1        M2c
  CP      VVVF     SIV          SIV      VVVF      CP
3003
3004
3005

3009_151024 3009編成 2015/10/24 京成津田沼

2次車  3006-3009編成 全て6連  2003年度製

3006
3007
3008
3009

3012_151031 3012編成 2015/10/31 京成成田

3次車 3010-3013編成 全て6連 2004年度製 

3017_151024 3017編成 2015/10/24 ちはら台

4次車 3014-3017編成 全て6連 2005年度製 
    北総7500形 新京成 N800形もこの時期に製造

3018_151024 3018編成 2015/10/24 京成津田沼

5次車 3018-3021編成 全て6連 2006年度製 

3025_151031 3025編成 2015/10/31 京成高砂

6次車 3022-3025編成 全て6連 2007年度製 

7次車は成田スカイアクセス向け 3050形 別記事にて

3027_160430 3027編成 2016/4/30 八広

8次車 3026,3027編成 全て8連 2013年製
    千葉ニュータウン鉄道9200形も製造

9次車 3028編成 8両編成 2014年製

3029_151031 3029編成 2015/10/31 宗吾参道

10次車 3029,3030編成 全て8両編成 2015年製

11次車 3031,3032編成 全て6両編成 2016年製

3000形は都営浅草線、京急線、北総線、芝山鉄道線への直通運転に対応しており、8両編成は本線、押上線、都営浅草線、京急線直通の優等列車運用に、また成田スカイアクセス線アクセス特急運用に、6両編成は普通列車運用に、千葉線、千原線にも入線します。

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