下関総合車両所一般公開 鉄道ふれあいフェスタ 2016 その2 EF65 1124号機
2016年10月15日、幡生の下関総合車両所の一般公開、今回は2015年11月頃、本家「トワイライトエクスプレス」の運転終了後、山陽路で運転された「特別なトワイライトエクスプレス」牽引用にそれまでの特急牽引塗装から、2015年11月の全般検査でトワイライト色に塗り替えられたEF651124号機について触れます(関連記事)。
2016/10/15 下関総合車両所 彗星・あかつき併結HM
沖田祐作氏の機関車表のデータによると
EF651124 川崎重工兵庫工場=622/= 東洋電機 1979-06-20 E96tBBB(1067)
車歴;1979-06-20 製造→ 納入;国鉄;EF651124→ 配属;中国支社→
1979-06-20 配置;下関→1987-04-01JR 西日本;EF651124→ 配置;下関運転所→
1995-10-01 改称;下関車両管理所→2008-04-01 現在;下関地域鉄道部下関車両管理室
1979年6月20日、川崎重工兵庫工場で落成しており、電気関係は東洋電機が担当しています。EF65PFとしては最終ロットの8次車で昭和53年度第一次債務で1119号機から1139号機に属するグループです。
関西圏で寝台特急を牽引していたEF58の老朽取り換え目的での新製でした。新製配置が下関運転所で民営化後はJR西日本に継承され、現在まで一度も転属の経験がない機関車です。
関西発の寝台特急「なは」などが走っていた頃は定期仕業があり、狙って撮影することも出来ましたが、廃止されて以降は殆ど撮影する機会のない機関車になってしまいました。
2015年3月のダイヤ改正で車両の老朽化や整備新幹線の開業で並行在来線がJRから分離されることを理由に札幌発着の「トワイライトエクスプレス」の運転が終了となり、同年5月からは同列車に使用されていた客車の一部を使用した団体列車「特別なトワイライトエクスプレス」が客車の検査期限までの間、運転されることになりました。
2015年、春、夏、秋、冬の各シーズン運転され、2016年3月に運転が終了しました。
コースは
1)大阪を出発して、琵琶湖を一周して、大阪駅に、そして下関へ、帰りは逆のルートをたどり、京都終着
2)大阪~大分往復
3)大阪~瀬戸~米子~下関往復
などが設定されました。
塗り替えられた1124号機が「特別なトワイライトエクスプレス」を牽引したのは12月6日の大阪発下関行きからでした。
2017年3月には現在、試運転を繰り返している「トワイライトエクスプレス瑞風」の運転が開始される予定です。生憎、「特別なトワイライトエクスプレス」の運転シーンを撮影することはできませんでしたが、その牽引機が下関総合車両所の公開で展示されると知り、駆け付けた次第です。
最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。
« 都営フェスタ2016 in 三田線 その1 保守車両の展示 | トップページ | 東海道新幹線開業から50年 その38 保存されている新幹線車両 6 京都鉄道博物館 0系トップナンバー編成 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 青梅線開通130周年、青梅駅駅舎築100年(2024.11.28)
- 秩父鉄道の電車・貨物列車を久しぶりに撮影(2024.11.26)
- 西武4000系 4017F 西武秩父線開業55周年記念ラッピングを撮影(2024.11.25)
- 2023年晩夏の関西旅行 近江鉄道 100形 がん検診啓発「しがのハグ&クミ」ラッピング編成 104F(2024.11.20)
- 2023年晩夏の関西旅行 南海電鉄編 50000系 ラピート(rapi:t)(2024.11.21)
「催事」カテゴリの記事
- 青梅線開通130周年、青梅駅駅舎築100年(2024.11.28)
- 通勤電車シリーズ 205系 20 E231系500番台(ヤテ514~516)の山手線への投入による動き(2022.02.21)
- 秩父鉄道の駅 その5 ひろせ野鳥の森駅と広瀬川原駅(貨物駅)(2021.08.31)
- 2021年春、外房線~内房線を巡る旅 その6 蘇我駅で撮影した蒸気機関車牽引列車(2021.06.21)
- 2018年晩夏 長野県内の保存蒸機を見て歩く旅 4 諏訪市湖畔公園に保存されているD51 824号機(2020.09.18)
「電機EF65」カテゴリの記事
- 西武鉄道 8000形 8261Fの到着と4000系 4005Fの廃車(2024.06.24)
- 武蔵野線北府中駅、東芝府中工場から続々と出荷される 台湾鉄路管理局500型 電機 ( 台鐵E500型電力機車)(2024.05.28)
- 2022年夏 名古屋遠征 JR貨物 新鶴見機関区 EF65 2000番台 part3 通称ワムハチ貨物 ワム80000形貨物列車(2022.10.17)
- 2022年夏 名古屋遠征 JR貨物 新鶴見機関区 EF65 2000番台 part2 通称 赤ホキ ホキ2000形貨物(2022.10.14)
- 2022年夏 名古屋遠征 JR貨物 新鶴見機関区 EF65 2000番台 part1 コンテナ貨物(2022.10.13)
« 都営フェスタ2016 in 三田線 その1 保守車両の展示 | トップページ | 東海道新幹線開業から50年 その38 保存されている新幹線車両 6 京都鉄道博物館 0系トップナンバー編成 »
コメント