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2016年12月23日 (金)

683系 681系の増備、そして289系へ その1 サンダーバード用0番台

683系は関西・中京圏と北陸方面を結ぶ特急「雷鳥」「しらさぎ」などで活躍していた485系の置き換え用として、さらに681系の増備として2001年3月3日のダイヤ改正から登場しました。

683_63_683_w31_101210_2 2010-12/10 島本 683系基本6両 W31編成

川崎重工業車両カンパニー、近畿車両、日立製作所笠戸事業所、日本車輛製造、新潟トランシス(8000番台の艤装関連)で製造されました。

製造両数は2012年7月1日時点で270両になり、JRグループ発足後、設計・製造された特急車両ではJR東日本のE257系の249両を抜いて最多となっています。

電源方式 DC1500V AC20kV 周波数は60Hzのみに対応

車体 

681系が普通鋼だったのに対して683系はアルミニウム合金製となり、妻構体を除いた台枠および構体は中空トラス断面のダブルスキン構造が採用されました。

先頭車両は非貫通タイプと貫通タイプが存在しますが、増結や転用を考慮して、貫通タイプの先頭車の割合が増加しました。非貫通タイプの顔の形も681系のそれとは明確に区別がつくタイプとなりました。運転席の側窓も681系量産車の四角形タイプから量産先行車の直角三角形タイプになりました。

車体下部、床下部分との境目に折り目があり、裾を広げたように折れ曲がっているのが683系の特徴であり、681系ではストレートになっています。

側面窓は座席2列毎の独立窓ですが、窓間を黒く塗って連続窓のように見せており、681系と連結した際に違和感がないようにしています。

683_v32_111226 2011/12/26 島本 683系付属3両 V32編成
後ろの6両は681系の基本編成 車体床下との境界部分のラインで識別可能

主要機器

電動車(M)には直流電車相当の機器が搭載され、付随車(Tp)にパンタグラフ、変圧器、整流器などの交直流対応機器が搭載されるM-Tpユニット構成となっています。

M車には主制御装置(IGBT素子タイプ、681系はGTOサイリスタ素子タイプ)とCP、Tp車に下枠交差式パンタグラフ(0、2000番台)、主変圧器(容量1200kVA)、主整流器が搭載されています。主制御装置は主回路用4基、補助電源用1基の5台のインバータが搭載され、1台のインバータで1台のモータを制御する1C1M方式が採られました。

CPは除湿装置を一体化した低騒音型スクリュー式WMH3098-WRC1600が搭載されました。

主電動機はかご形三相誘導電動機WMT105が電動車1両に4台搭載され、信越線などの勾配線区対応として1時間定格出力を245kWに増強しています。

空調機器は集中式WAU704Bが搭載され、冷凍能力は36,000kcal/hです。

台車は軸梁式のボルスタレス台車WDT301、WTR301を履き、基礎ブレーキ装置は踏面ユニット方式ですが、130km/hを超える速度で運用する場合を考慮して、キャリパ式ディスクブレーキ方式に変更可能なように準備工事がなされています。

683_36_683700_v33_101209 2010/12/9 千里丘 683系 V33と683系W3*編成

設計最高速度は160km/h
起動加速度 1.8km/h/s
減速度 4.6km/h/s 常用最大 5.2km/h/s 非常

歯車比 1:5.22

駆動装置 WNドライブ

制動方式 電力回生併用電気指令式空気ブレーキ
       直通予備、抑速、耐雪ブレーキ付き
保安装置 ATS-P ATS-Sw EB・TE装置

683_w33_160904 2016/9/4 千里丘 W33編成に付属編成2組を併結した12両編成
2015年3月14日のダイヤ改正で683系0番台は方向転換されたため、この顔が金沢方に来るようになりました。

編成構成

0番台 基本編成6両 6本(T21-T26) 付属編成3両 6本(T31-T36)
落成は それぞれ4本ずつが2001年1月から2月にかけて、あとの2本ずつが2001年12月から2002年2月にかけて 金沢に配置

4000番台の増備で、全車両が2009年10月から2011年3月にかけて京都へ 編成番号も基本編成が W31-W36に、付属編成がV31-V36へ。

2015年3月改正以降

   ←金沢                                大阪・米原→
基本 クロ683 サハ682 モハ683 サハ683 サハ682 クモハ683
     -0     -0        -1000      -300        -0         -1500
          1-6        2-12(even) 1001- 301-306   1-11(odd)  1501-
                                        1006                                  1506 

付属 クハ682 モハ683 クハ683
     -500     -1300     -700
            501-    1301-       701-
            506      1306         706

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コメント

B767-281様こんにちは。どうも分割民営化後の車には弱く、681と683の車体構造の差、初めて分かりました。ありがとうございます。さてかつては485系の183系化で余った交流機器を113の415系化に転用、なんてことがありましたが、各線区に新車をこぞって投入し始めてさすがにもう無いでしょうかね。289だから碓氷峠通過可能?これは冗談です。失礼致しました。

細井忠邦さま、おはようございます。

681系や683系、関東で暮らしていて、JR東日本の特急車両を見ていると、その構成がえらく複雑に見えてくる系列と私も思っています。

そもそも両系列は共通運用されており、編成レベルでの併結も可能ということで、通過しても、番号を読み取るのは難しく、まさにいつの間にか増殖して、さらに一部は直流専用に改造されて、さらに最近はリニューアルもと、よく理解しないうちにどんどん時間が過ぎて行く系列の様に私も感じておりました。

280番台の系列番号はJR西日本が281系から使っており、ついに289系も登場しましたが、そうですね最後が9といっても碓氷峠の協調運転とは全く関係の無い車両となっていますね。というか、9を碓氷と連想する方が古いのかも知れませんが(笑)。

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