小菅の複々線を走る様々な列車達 東武の車両編 9 10000系 製造年次について
これまで数回に渡り、東武10000系を編成別に見て参りました。
10000系は1983年の製造開始から1989年に8連(8R)の10連化のために中間車が8両(2両4編成分)製造されるまでに総計118両が製造されました。
それらは1次車から6次車までの6次に渡っての製造でした。今回の記事ではそれらの年次変化について見てゆこうと思います。
第1次車 1983年度製造
2R McTc3 11201
6R Tc1M1M2m3M4Tc2 11601 11602
8R Tc1M1M2T3MM1T1T2M1M2Tc2 11801 11802
第2次車 1984年度製造 1次車との違いは尾灯がLED化されたことだそうです。
2R McTc3 11202
6R Tc1M1M2m3M4Tc2 11603 11604
第3次車 1985年度製造 尾灯がLED化され、車掌室側にもワイパーが設置されました。
2R McTc3 11203 11204
8R Tc1M1M2T3MM1T1T2M1M2Tc2 11803 11804 11805
第4次車 1986年度製造 各車両妻面に貫通引戸が設置され、側面の車体番号が社名・車番表記のプレートねじ止め式から戸袋吹き寄せ部分に車番のみのペイント標記とし、前面車掌台側の窓下に車体番号標記が白ペイントで入れられました。
6R Tc1M1M2m3M4Tc2 11605
8R Tc1M1M2T3MM1T1T2M1M2Tc2 11806
第5次車 1986年度製造 客室の座席モケットが金茶色から座席区分の模様が入ったグリーン系に変更されました。
6R Tc1M1M2m3M4Tc2 11606 11607 11608 11609
第6次車 1989年度製造
M2 T3TM1 16003 16004 16005 16006 15003 15004 15005 15006
10030系が製造されている時代に10000系に似せたスタイルで製造されていますが、雨どい漏れ止め版の形状が違うこと、車内の色彩は10030系と同じカラーリングに変更されました。妻面の貫通引戸はモハ15000形の1位のみに設置されています。
1993年から1996年にかけて改造工事として 先頭車の連結器を日鋼式密着自動連結器(NCA-II)から廻り子式密着連結器(CSD-90)に交換し、連結器下部に電気連結器を新設しました(8,10両固定編成以外)。
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