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2016年12月11日 (日)

Frankfurt am Main Airportでのspotting 13 Deutsche Lufthansa 747 part1

冷戦期の1989年5月、西ドイツ・フランクフルト・アム・マイン空港でのスポッティング、今回は地元当時の西ドイツルフトハンザドイツ航空Boeing 747です。

Dabyj_b747238bm_cn_21220294_lufthan D-ABYJ Boeing 747-230B(M) cn21220 ln 294 1989/5/6 FRA

D-ABYJというレジは現在、再利用され同社の-830 cn 37834/ln 1477 が付けています。先代の-230Bコンビタイプが今回紹介する機体です。

D-ABY*というレジは日本のJA810*のようなレジシリーズで、

Dlh747130230bsmall
この表のように1970年からデリバーされた最初の747シリーズに付与されたレジでした。
最初の数機が-130で、それに-230Bが続いています。そして貨物機もコンビタイプも区別無くレジが付与されています。そしてABY*シリーズがZまで行ったら続いてABZ*に続いています。

Dlh747430small
そして1989年から-430タイプがデリバーされるとD-ABV*D-ABT*というシリーズが新たに起こされます。前者が旅客専用タイプ、後者がコンビタイプに付与されました。JALやANAの747-400が全機リタイア済みなのに対して、こちらの-430タイプはまだ活躍しているようです。

Dlh747830small
私もシカゴ・オヘア国際空港で目撃しましたが、同社には日本では貨物機しかない-830が大量に採用されており、それが再びD-ABY*シリーズのレジを使っています。

因みに初代747-238B(M)のD-ABYJは貨物型にコンバートされ、-230B(SF)となり、Atlas Airに売却され、N512MCという新レジで1995年11月から新たな人生を送りましたが、2010年からStored状態にあるようです。

データはすべてPlanespotters.netのものを利用いたしました。

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旅客機 Boeing 747」カテゴリの記事

コメント

B767-281様お早うございます。ルフトハンザ、さすがに技術大国らしく飛行機も確かな整備で長持ちさせますね。747-8とA380の両方を使いこなしているのも珍しいです。それだけ細かく旅客の需要に応えられるということでしょうか。また何処かで読んだ話では、色々な機種やエンジンを持っていた方が、整備にミスが起きないそうです。人間の心理かな?と思います。成田に行くパワーがなかなか出ないのですが、羽田くらいこの年末休暇に、と思っております。

細井忠邦さま、おはようございます。

確かにライバル関係の747-8とA380を両方所有し、使い分けているのは凄いですね。世界中でもそれ程ないことですね。

一方、
>色々な機種やエンジンを持っていた方が、整備にミスが起きないそうです。

というのも面白いですね。

かつてJALなどでは747のエンジンがP&W一辺倒だった頃、DC-10もGEが標準搭載だった-30タイプにわざわざP&W搭載の-40タイプを製造させた、あるいはメーカーがそうでもして売りたかったという話もありました。
一見、予備部品の共通化などを考えると出来るだけエンジンなどは共通化した方が効率が良いと思いますが、ある程度のレベル以上では多様性も重要になってくるのですね。

わたしも最近、空港はご無沙汰で記録の空白が無いように出来るだけどこかで時間を見つけてとは思っています。

B767-281様、こんにちは!
この機体はANAの747SRと同様のエンジンを搭載していますね!
CF6-50E2はとてもいい音ですね!
個人的な見解になりますが、ANAにとって747はどちらかというと後のダッシュ400よりクラシック(SRもしくは200型)の思い入れが強いように思います!
ダッシュ400はスペシャルマーキングの先駆けとなったマリンジャンボで話題となっていますが、それでもSR型での初導入ほどのインパクトは薄くなっているようにも思えます!
関空や旧名古屋空港でもANAのダッシュ400(国際線機材)の飛来は皆無でしたし。
一方JALの747はクラシックからダッシュ400へ進行していくにつれ同社における同機への思い入れも徐々に強くなっていき、ANAのダッシュ400と違い関空や名古屋でも活躍の場を持っていました!(ちなみに関空開港時の着陸一番機は同社のJA8912でした)
こう思うのは自分だけでしょうか・・・。
長文失礼しました!

アニメ版両津勘吉さま、こんばんは。

747の歴史を見るときにエンジンの視点から見るのもまたマニアックで楽しい話題ですね。

特に200BからはP&W,GE,RRの三社のエンジンが使えるようになり、
それぞれが JT9D CF6 RB211 のシリーズとして発展してゆき、-400からはまた違った展開がありました。それぞれのエンジンをどの航空会社が選択したか、それを会社別に見て行くのも楽しいと思います。

ANAの747の歴史もSR-81はGE CF6-45 281Bは CF-6-50 (JA8192 2D3Bも)
-481 -481D CF6-80 となっていったのですね。

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