683系 681系の増備、そして289系へ その2 しらさぎ用 2000番台
683系は最初、前回の記事で触れた0番台の6両基本編成と3両付属編成が2001年から2002年にかけて製造され、「スーパー雷鳥」に投入され、さらにJR西日本受け持ちの「はくたか」置き換え用にも増備されました。その後、2002年から2003年に製造されたロットは2000番台として、「しらさぎ」「加越」で使用されていた485系の置き換えに投入されました。
2011/5/29 高岡 非貫通タイプのクロ682-2000番台を先頭にした「しらさぎ」8両編成
このときの2000番台の構成は
5両 基本編成 12本 S1~S12 2M3T
3両 付属編成 9本 S21~S29 1M2T
←富山・金沢・名古屋
1 2 3 4 5 6 7 8
クロ682 クモハ683 サハ682 サハ683 クモハ683 + クハ682 サハ683 クモハ683
PT VVVF PT VVVF PT VVVF
CP CP CP
S01 2001 3401 2201 2501 3501 S21 2701 2401 3502
| |
S12 2012 3412 2212 2512 35** S29 2709 2409 35**
クモハ683-3500番台は「しらさぎ」用に21両製造されましたが、編成番号順には組み込まれなかったようです。
投入当初は「加越」も存在したため、Shirasagi Kaetsuと表記されていたそうですが、2003年10月のダイヤ改正で加越は消滅したため、Shirasagiのみになったそうです。
車体にはブルートオレンジのラインが入っていますが、これは名古屋=JR東海に入ることを意味してのものだそうです。
2000番台の付属編成と0番台の付属編成を見比べると、方向転換されている違い以外に、ドアパターンが違うことも分かります。
0番台は3連の中間車のドアがパンタのあるクハよりに1枚なのに対して、2000番台は両側にあります。
これは次の記事で紹介する予定の「サンダーバード」用に投入された2000番台R編成の識別点になっています。
これらS編成は2015年3月15日のダイヤ改正において681系もしくは683系8000番台に置き換えられ、前日限りで運用を離脱、、直流化改造を受け、289系に形式変更されました。
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