小菅の複々線を走る様々な列車達 東武の車両編 9 10000系 8Rの増結中間車の形態の違い
10000系の8R車のうち、11803Fから11806Fは中間車としてモハ15000形とサハ16000形を1989年10月に増備し10Rになったことは以前の記事で記述しました。
これら中間車は時期的には10030系製造の時期に増備されていますが、組み込んだ際の違和感をなくす為、10000系と同じコルゲーションプレートを使用した車体になっているものの、
外観では・・・雨どい漏れ止め版の形状が違うこと
車内では・・・車内の色彩は10030系と同じカラーリングに変更され とのことでした。
先日、車外の違いを池袋駅で観察する機会があったので、今回はその写真をアップします。
この写真ではわかりにくいので真横から見ると
左の14004(3次車)は二等辺三角形の雨樋抑えなのに対して、右の15004(6次車)は長方形の一部が欠けた形態の雨樋抑えとなっています。
ということで、後から挿入された中間車15000形と16000形のみ従来の10000系とは異なるタイプの雨樋抑えとなっていることが確認できました。
このシリーズ次回からは10030系に入ります。
最後まで読んで戴きありがとうございます。
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B767-281様今晩は。東武はそんなに詳しくないのですが、こう言う微に入り細に入りを調べるのは、私も大好きです。話は飛びますが、国鉄101系の乗務員室下のステップの形状の違いや151.181系電車の乗務員室後部の処理の仕方のメーカー別の差など面白いです。兎角マスプロと言われがちな新性能電車、私鉄を含め、もよくよく見たら興味の幅は広がりますね。本当に何時も楽しませて、いただきましてありがとうございます。
投稿: 細井忠邦 | 2017年1月25日 (水) 18時03分
細井忠邦さま、おはようございます。
私も小学校時代、毎日のように中央線のオレンジの101系を眺めていましたので、自ずと年次によって形態に違いがあるのに気が付いてきました。
特に昭和35年を境に形態が変わっているのに気が付きました。
外観的には尾灯の形態、屋根の雨樋のゴムカバー等、室内では乗務員室の窓の大きさ塔
やはりそういった違いがどうしても出てくるところ、それを見つけるところが大量製造物における楽しみでもありますね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2017年1月26日 (木) 05時43分