朝霞台にて団体専用列車 「ブルーバード号」を撮影
1月21日土曜日は、関東・甲信越各地で特別列車の運転がありました。例えば
1) 先頃、大宮車両センターを出場した「懐かしの新潟色」115系(N3編成)による「越後ぐるっと周遊号」
2) 快速 SL館山・DL勝浦
3) 箱根登山鉄道110号 貸切電車運転
4) 東武ブルーバード号運転 などです。
そこで、わたしは近場の東武東上線のブルーバード号を撮影することにしました。
2016/4/16 朝霞台 51092F この時は外側線を走行していました。
2015年11月末、東武東上線全線開通90周年を記念してTJライナーに使用される50090系に「フライング東上号」の塗装を再現したラッピング車(51092F)が登場しました。
フライング東上号は1949年秋から池袋~長瀞(秩父鉄道)間で運転開始したハイキング特急でイギリスの特急列車「フライング・スコッツマン」号にあやかり、命名されたそうです。
当時はロングシートの3210系が使用され、深紅色に塗られました。1950年12月からは5450系も加わり、塗装も上の写真のようなものになりました。乗務員室にレコードプレーヤーが設置され、音楽が流されたり、車内に一輪挿しが飾られ、香水が振り掛けられ豪華な雰囲気が演出されたそうです。
2014/7/16 東武博物館 5700系ロマンスカーの先頭部
この頃、5700系ロマンスカーがデビューし、5310系は運用に余裕が出来たので4両は東上線に移籍し、濃紺に黄色の帯の塗装を纏い、特急「フライング東上号」として走り始めました。車内販売が乗務し、特急料金も設定されました。特急料金の方はすぐに廃止となりましたが、臨時特急「ブルーバード号」が走り出したのもこの頃だったそうです。
今では信じられない、川越市発野田線船橋行き海水浴特急(国鉄川越線経由、非電化のため蒸気機関車牽引)とか武蔵嵐山発東武日光行き夜行特急(大宮まで国鉄川越線、その後秩父鉄道経由に)などが運転されました。しかし、伊勢崎線急行増発などで5310系が本線に戻され、1966年秋を最後に「フライング東上号」の運転はなくなりました(ここまでの記述はこちらのサイトの記述を参考に致しました)。
さて、今回のブルーバード号のスケジュールは池袋9:57発~森林公園11:10着/11:44発~寄居12:18着です。
また、下板橋、高坂、森林公園では普段通らない線路を走行するとのことです。
といってもあまりこれらの駅に関して詳しくなく、普段列車が通る線路での写真を撮っていないので、いつものように朝霞台で狙うことにしました。
この複々線区間でも、50090系はあまり走らない内側線を通過してゆきました。
写真から分かるようにドライバーは女性でした。
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