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2017年3月16日 (木)

大井川鐡道井川線に乗って その3 客車・制御客車について-1

大井川鐡道井川線の話題、3回目は客車編です。

井川線の客車には登場順にスロフ1形、スハフ1形、スロニ200形、スロフ300形、スハフ500形、そしてアプト式区間が設定されたことでクハ600形が登場しました。

中部電力専用鉄道時代には7両の客車が活躍していました。今回はこの7両について触れます。

スロフ1形 (一等車扱い)
1953年
 帝国車輛工業製  スロフ1,2 来客輸送用 1990年廃車
 cスロフ1が新金谷のプラザロコ展示
 定員16名 
全長7300mm
全高2600mm
車体幅1830mm
自重6.5t

今回、新金谷駅そばのプラザロコは訪問しなかったので、次回は必ず訪問しようと思います。

170311
170311_2
4_170311
4_170311_3 2017/3/11 千頭 スハフ4

スハフ1形
1953年
 帝国車輛工業製   スハフ3~7 作業員輸送用
オープンデッキタイプで、車端デッキ部分では、乗降の際に頭をぶつけないように屋根がカーブで切られたスタイルとなっています。
定員40名
車両重量     8t
全長     10000 mm
車体長     9400 mm
全幅     1830 mm
全高     2600 mm
制動装置     自動空気ブレーキ

4_170311_2 2017/3/11 川根両国

スハフ4.6の2両はイベント用に用いられることが多いようで、今回のイベントにおいても千頭~川根両国間の体験列車に使用されていました。

4_170311_3_2 車内は西部劇に出てくるアメリカの列車と似た雰囲気があります。

7_170311
7_170311_7 2017/3/11 千頭・音戯の里

スハフ7は2012年10月に千頭駅そばの道の駅「音戯の郷」で保存されることになりました。

7_170311_6
7_170311_5
車内にはDB1形牽引「かわかぜ号」の写真(スハフ4・6号)や竣功図面などが展示されています。

7_170311_3 車内は板張りのロングシートでした。

スハフ3は1984年に廃車され、スハフ5は7とともに長らく千頭駅構内や川根両国車庫で放置されていましたが、2012年11月、解体されました。

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