烏山線キハ40形 お疲れ様でした。
2014年3月15日のダイヤ改正でJR東日本は烏山線に一般型直流用蓄電池駆動電車EV-E301系を1編成投入し、架線のある区間で充電し、宝積寺~烏山の非電化区間では蓄電池に蓄えられた電気で走行する方式での運行を行って来ました(関連記事)。
あれから3年弱、その間の2015年5月21日にはEV-E301系に対して鉄道友の会から「ローレル賞」も授けられ、導入の効果が認められたのでしょう。2017年3月4日のダイヤ改正では従来から走るキハ40形を完全に置き換えることになりました。
ということで、3月3日金曜日、キハ40形の最後の活躍を見るために、荒川沖から友部、水戸線経由で小山、宇都宮そして烏山まで行って来ました。
2017/3/3 宇都宮
12:08発の331Dと15:10発の335Dには「引退記念のヘッドマークが装着」との情報も事前にあり、10番線ホームは平日にも拘わらず、結構な数の人出でした。
12:03頃、331Dが
キハ40 1003(国鉄色:朱色4号+クリーム4号)+キハ40 1008(クリーム色10号+緑14号)+キハ40 1004(国鉄首都圏色:朱色5号)の3両編成で入線
両端のHM、絵柄は同じでしたが、マークの形態は異なっていました。
キハの車内には烏山線の時刻表も掲示されていますが、大金駅ですれ違った本来はEV-E301系の運用も今日は最終日のせいか、キハ40形2連で運転されていました。
烏山線で活躍したキハ40 1000番台は国鉄時代末期の1986年から1995年にかけて、2000番台(2011~2017, 2087, 2139)を種車に改造されたもので、最終的に9両が改造されました。
改造内容は・便所の撤去・吊り手、網棚の延長で、改造当初、水タンクはそのまま残されたそうです。定員96名(座席66名)、機関はDMF15HSA(220PS/1600rpm)、台車はDT22D・TR51Cで種車のままでした。1990年より、東北地区に転出した1006を除き、ワンマン化と座席のオールロングシート化がなされました。そして1995年に非冷房車の冷房改造もなされました(以上、こちらを参考に致しました)。
15:10過ぎ、長い汽笛と共にキハ40 1004+1008+1003の3色編成は335Dとして烏山に向かいました。
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