西武新宿線 沼袋駅その後
2017年4月8日、土曜日 西武線沿線各地の桜は満開となりましたが、所謂、菜種梅雨 日本列島の南東に居座った高気圧が太りだし、その縁を回って南から湿った暖かい空気が流れ込み北方寒気団と日本列島上空で衝突し、あたかも梅雨のような天気が続いています。
それでも雨は降っていないので西武新宿線の桜の名所を何カ所か訪問してみました。まずはその途中で立ち寄った沼袋駅の様子です。
野方~新井薬師前間の連続立体交差化(地下化)工事で、沼袋駅の追い越し線一本化工事の様子はこれまでも何度かに渡ってレポートして参りました(関連記事1、2、3)。
手前のポイントと渡り線の位置関係、踏切の位置を考慮して、まさに絶妙の位置に挿入されていることが分かります。
先週、新井薬師前の中野通りの踏切を訪れた際に4月2日から地下化工事の一環で下り線ホームが変わるとのアナウンスがありましたが、下り本線の上にホームが張り出し、下り通過線が本線となり、通過線は上下共用の1本になりました。
緑のフェンスで被われた部分は張り出しがなかった下りホームの部分
旧下り本線のレールは既に撤去されています。下りホームの先頭2両分は新たに造られた渡り線との干渉を避け、停止位置が後方にずらされました。
従来の下り本線と下り通過線の間にホーム板を敷くための支柱を立てておき、終電終了後にホーム板を並べて固定する作業をしたのでしょう。
下りホーム 野方方の長さが減った分、新井薬師前方に延長されました。
上り通過列車は従来通り、共用通過線を通過
30101Fは昨秋、SEIBU HALLOWEEN TRAINのラッピングを施された編成ですが、3月の改正から新宿線配属になりました。
下り通過電車は新下り本線を通過
そのためにホームの乗客に通過電車のアナウンスが行われるようになりました。
従来の下り本線と通過線の分岐ポイントはまだ残されていました。いずれ撤去されると思います。
最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。
« 大井川鐵道 電気機関車 ED501 | トップページ | 西武新宿線 桜の名所 その1 中野通り踏切 »
「駅」カテゴリの記事
- 2024年春の名古屋周辺旅行 遠州鉄道編 その1 遠州鉄道の歴史(2025.02.04)
- 青梅線開通130周年、青梅駅駅舎築100年(2024.11.28)
- 西武4000系 4017F 西武秩父線開業55周年記念ラッピングを撮影(2024.11.25)
- 2023年晩夏の関西旅行 JR貨物編 その3 彦根駅を通過する東海道線貨物列車(2024.11.14)
- 2023年晩夏の関西旅行 JR貨物編 その2 おおさか東線の貨物列車(2024.11.13)
「民鉄:西武鉄道グループ」カテゴリの記事
- 西武鉄道 40000系 8連 48151F 営業運転開始(2025.01.23)
- 西武鉄道 2000N系 8連 2095F 横瀬基地に廃車回送(2025.01.22)
- 西武多摩川線車両交換甲種回送列車を国立にて撮影(2024.12.17)
- 秩父鉄道の電車・貨物列車を久しぶりに撮影(2024.11.26)
- 西武4000系 4017F 西武秩父線開業55周年記念ラッピングを撮影(2024.11.25)
コメント