JAレジの737 2 ANKが独自に導入した737-500 part2
ANAは自社のブランド戦略のために2003年以降、737のペイントをANAロゴに変更し始めました。それでも737-500に描かれたイルカもマークは消されずに残されました。一方で、2004年4月1日から、フェリー便を除くすべてのANK便名はANA便となりました。
1998/12/1 FUK JA305K
垂直尾翼や胴体のロゴはANKからANAになり、小さくAIR NIPPONと書かれたJA305K
ANAに737-700型が導入され始めてから、2005年~2006年にかけて2機の-400が、さらに2008年から2011年にかけて7機の-500がANAと包括提携を行うAIRDOに移籍となりました。これはANAが新千歳と東北、北陸各地を結ぶ路線をAIRDOに移管したためでした。
2011//7/29 NRT JA303K ANAロゴの機体ですが小さくAIR NEXTと書かれています。
2005年6月にはLCCのエアーネクストが設立され、737-500が共通事業機として使用されるようになります。そのエアーネクストはANAグループの再編でエアーセントラルとともにエアーニッポンネットワークに統合され、ANAウイングス(AKX)として再スタートを切りました。一方、ANKも2012年4月にANAと統合され会社が消滅となりました。
2017/5/3 NRT JA307K
こちらはANA WINGSと書かれています。
2012年10月からはANAで運航されてきた737-700がAIRDOに移管され、AIRDOで働いてきた737-500はリタイアするのかと思われましたが、AKXフリートとして復帰することになりました。737-500のリース機の退役はすでに始まっており、自社導入機でもJA8419が2016年6月にリタイアしています。機齢からして退役してもおかしくない年代ですが、国産ジェット機MRJの開発の遅れで737-500はあと数年活躍が続くようです。
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