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2017年5月 8日 (月)

JAレジの737 2 ANKが独自に導入した737-500 part1

1992年12月YS-11、Boeing 737-200の後継機に決まった737-500は-200型をベースに胴体をストレッチ、アビオニクスをデジタル化、エンジンをCFM56に換装した-300型の胴体を-200型並みに短縮したバージョンで新世代737と呼ばれました。拙Blogでも海外の航空会社の機体を何度が紹介していますが、エアーニッポンでは-200型と同じ126席仕様で導入し、社外公募で「スーパードルフィン」の愛称が与えられました。

Ja8404_boeing_737_27381_2708_199811 1998/11/7 FUK JA8404

イルカのキャラクターマークがエンジンカウルにロゴは機種のウインドシールドの下部に描かれました。初号機は1995年6月16日に羽田に到着、同年7月21日から福岡~鹿児島線に就航しました。ANAが小型機向けの路線をエアーニッポンに移管したことで活躍範囲は全国に広がって行きました。
Boeing737-54Kとして導入された機体は
               cn       ln
JA8404    27381  2708  1995/4/13
JA8419    27430  2723  1995/7/31
JA8500    27431  2751  1995/9/19
JA8504    27432  2783  1996/5/20
JA8195    27433  2815  1996/9/17
JA8196    27966  2824  1996/10/24
JA8595    28461  2850  1997/2/20
JA8596    28462  2853  1997/2/25
JA300K   27434  2872   1997/5/20
JA301K   27435  2875   1997/5/21
JA302K   28990  3002   1998/3/10
JA303K   28991  3017   1998/4/14
JA304K   28992  3030   1998/4/14
JA305K   28993  3075   1998/10/16
JA306K   29794  3109   1999/5/18
JA307K   29795  3116   1999/7/22

これら16機でした。ちょうどJA8000番台の登録記号から新規のシステムに移り変わる時期で、まず未使用のJA8000番台レジを埋めるため、かつて忌み嫌われた4で終わるレジや00番台、そして各100番台に残されていたシリーズの隙間のレジが使われたのが印象的でした。
エンジンのタイプはCFM56-3C1でした。

Ja300k_boeing_73754k_27434_2872_981 1998/12/1 NGO JA300K

Ja356k_boeing_7375l9_28083_2784_011 2001/11/3 HND JA356K

2000年10月、737-200の完全退役で-500の追加導入が決まりましたが、既に-500の製造は終了していたので、リース会社の保有する機体をリースで導入することとし、ブラジルのリオ・サルで運航されていた4機をJA351KからJA354K、スペインのフーツラで運航されていた1機をJA391Kで導入しました。

Ja391k_boeing_7374y0_24545_1805_000 2000/7/16 HND JA391K

これらリース機のうち,-500は自社発注機よりも7席多い135席仕様となり、-400は170席仕様となりました。JA391K,JA392Kはイルカをデザインしたスペシャルマーキングとなり、羽田をベースに八丈島線専用機「アイランド・ドルフィン」として、2000年7月1日より、就航しました。
                            cn       ln
JA351K B737-5Y0 25819  2240 2000/6/13
JA352K B737-5Y0 26097 2534 2000/8/29
JA353K B737-5Y0 26104  2552 2001/3/9
JA354K B737-5Y0 26105  2553 2001/2/13
JA355K B737-5L9 28129  2823 2001/6/8
JA356K B737-5L9 28083  2784 2001/10/15
JA357K B737-5L9 28131  2828 2002/2/15
JA358K B737-5L9 28130  2825 2002/4/16
JA359K B737-5L9 28128  2817 2002/5/15
JA391K B737-4Y0 24545 1805  2000/6/26
JA392K B737-46M 28550 2847 2001/10/1

Y0: Guieness Peat Aviation
6M: Eurobelgium Airlines → Virgin Express

最終的にこれらオペレーティングリース機は2機の-400, 9機の-500の計11機が運用されました。エンジンは-500がCFM56-3B1、-400がCFM56-3C1でした。

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