下関総合車両所一般公開 鉄道ふれあいフェスタ 2016 その5 資料室
2016年10月15日土曜日の下関総合車両所の公開、今回は先日の大宮公開同様、資料室の展示内容の紹介です。
国鉄幡生工場時代の銘板
国鉄の発足は1949年6月1日、本来年度初めの4月1日に発足するところが、運輸省鉄道総局の準備遅れで6月になったそうです。下山定則氏が初代総裁に就きますが、前日から行方不明となり7月6日未明、常磐線北千住~綾瀬間で轢死体で発見されます(下山事件)、さらに三鷹事件(7月15日)、松川事件(8月17日)が起こり、3大ミステリーと言われます。
沿革の説明
山陽鉄道は1888年1月に設立、同年11月1日、兵庫~明石間が開通、その後路線を延伸させ、1901年5月27日に馬関(ばかん:赤間関が略して馬関と呼んだのが始まりのようです)まで開通しました。1906年12月1日に鉄道国有化法により国有化されました。
大戦中の幡生工機部、幡生工場、幡生車両所へ
1975年3月の新幹線博多開業を前にして、博多総合車両基地の立ち上げで大量の技術者が同所に送りこまれたのですね。
改造施工工場としての役割・実績
この頃はイベント列車用の改造車が多かったです。
SLやまぐち号用の客車も新製オハ35系が登場しました。
「あさかぜ・瀬戸」に登場した直流区間専用のスハ25などもこちらでの改造でした。
115系の延命工事に続いて221系の延命工事が現在の主流のようです。
形式によって延命工事を担当する工場が分かれており、103系は吹田工場でした。
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