第31回新幹線車両基地公開 その4 保存車両7 ED77 1号機
新幹線総合車両センターに保存される車両、今回はED77 1号機です。
こちらはED771号機とED9121号機が縦列に駐機されており、ED771号機がこのように見えるだけです。
ED77形交流機関車は1965年にED93形として試作された形式をベースに量産化されたもので、ED75形の軽軸重化、サイリスタ位相制御適応タイプといえます。
車体はED75をベースにしていますが、軸重軽減化のため中間台車を装備し、車体長が延長されている点と耐寒耐雪構造強化のため特高機器を室内に配置した点、運転室側窓を下降式にした点などが異なります。
ED93形は当初、重連総括制御が考慮されなかったため、正面貫通扉は設置されず、EF70後期形やED76形と似た2枚窓スタイルでした。量産機は最初から重連総括制御が考慮されたため、貫通路のあるスタイルで登場し、ED93もED77901に改番された際に貫通路付きのスタイルとなりました。
長らく磐越西線郡山~会津若松間で使用され、仙山線や田沢湖線での使用も検討されましたが、仙山線はED78が入線、田沢湖線は貨物列車の全廃等で配置はされませんでした。
民営化においては9-15の7両がJR東日本に継承されましたが、磐越西線の軌道強化でED75の入線が可能となり、1993年までに運用終了、全廃となりました。
今回の訪問で、これら交流機のうちED751号機、ED711号機、ED9121号機に関してはじっくりと観察できなかったことが残念でたまりません。
また保存されている機関車がどれも貴重な鉄道遺産であるにも関わらず、かなり傷んでおり、一刻も早い修復がなされることを願ってやみません。
そしてこれらの機関車が近い将来、修復され、公開されることを願います。
最後まで読んで戴きありがとうございます。
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