南武線E233系8500番台 N36編成 他
南武線は1989年3月11日のダイヤ改正から、205系新車6両編成16本が投入され、うち1本(ナハ7編成)は1993年2月に三鷹区に転出しました。また209系2本が1993年4月1日(ナハ1編成)と1997年3月22日(ナハ32編成)が投入され、2004年12月までに山手線からの205系の転入で103系が一掃されました。
京浜東北線にE233系1000番台が投入されるに当たり、209系0番台が2200番台に改造され、南武線にナハ52、53,54編成として投入されました。ナハ1編成は2200番台投入に伴い2009年9月10日に長野車両センターに廃車回送されました。ナハ1編成の廃車はドアエンジンが空気式と電気式の車両の混在を避けるのが目的だったそうです。
2010/6/13 鹿島田 209系2200番台ナハ52編成
2006/4/22 尻手 205系1200番台 ナハ48編成
ナハ52編成はナハ1編成の代替として、ナハ53編成は仙石線に転出した205系1200番台1編成(ナハ48編成)の補充用、ナハ54編成は武蔵小杉駅開業に伴う、増発用でした。
205系は2014年10月4日からのE233系8000番台6連35編成の投入で16両が武蔵野線増発用(M51, M52編成)として転出、120両はインドネシアへ譲渡され、残りは廃車となりました。
2011/9/25 尻手 209系2200番台 ナハ53編成
209系に関してはナハ32編成は2015年3月3日に長野へ配給、ナハ52編成は2015年2月17日、ナハ54編成は2015年2月3日に長野配給、ナハ53編成は「自転車の旅」をテーマにした房総地区転用のため、2017年6月7日に大宮に入場しました。
2017/6/10 府中本町 E233系8500番台 N36編成
このナハ53編成の補充用としてE233系0番台、青670編成から改造されて南武線に転用となったのがN36編成です。
N36編成は大宮総合車両センターに入場し、N1から8000番台に合わせた改造が施されましたが、0番台青670編成時代の特徴が多く残されています。
・青梅線、五日市線内で使用された旅客扉の半自動ドアスイッチが撤去されていないこと
・車番は
1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車
クハE233 モハE233 モハE233 モハE233 モハE233 クハE233
-70 -70 -70 -270 -270 -528
から -8570 -8570 -8570 -8770 -8770 -8528
となりましたが、
・8000番台は運用番号(***F)が編成番号の下に表示されますが、8500番台ではその機能がありません。
車内に関しては乗車していないので分かりませんが、他のサイトの情報では扉上のディスプレイが8000番台同様2枚方式になっているそうです。
一方、2015年3月のダイヤ改正で青梅線運用の削減から青459,659編成が中央快速線H59編成に転用されました。こちらも載せておきます。
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コメント
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B767-281様今晩は。新系列(JRでは確かこのような言い方)でも様々な動きが出ていますね。青からHは身近に気づきましたが、たまたま乗った南武線で8500番台が来たのには驚きました。ドアのボタンはそのままでした。武蔵野線のE51も乗車しました。ところで武蔵野線の205系、上と下のオレンジ色の色調が微妙に違います。最近張り替えられた編成は双方ともに明るいオレンジ色ですが、従来のは下の帯は暗いオレンジ色に見えます。
投稿: 細井忠邦 | 2017年6月13日 (火) 22時24分
細井忠邦さま、おはようございます。
これら以外に山手線ではE235系の量産車が走り始め、E231系500番台は中央・総武緩行線へ、そして武蔵野線も205系からE231系へとの動きがあるようですね。
普段からきちんと日常を記録しておく大切さを感じますね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2017年6月14日 (水) 04時47分