秋田旅行 秋田駅のことなど その1 駅の構造
1996年5月以来21年ぶりの秋田訪問、しかも今回は初めての秋田新幹線を利用しての訪問となりましたが、まずは新幹線による時間短縮効果を感じました。
2017/6/30 駅名標と駅名由来の説明
所在地は秋田市中通七丁目1-2
これまでの秋田・能代の父の実家への訪問を思い出してみると
1963年夏 (小学校2年)上野から寝台夜行急行「鳥海」で秋田へ、秋田から能代へ
父親と急行鳥海の寝台車を利用しましたが、幅52cmの10系寝台車のベッドに二人はお互いに大変だったと思います。秋田駅で茶色のボディに黄色い線のDF50の姿が記憶に残っています。
1965年夏(小学校4年) 上野から臨時急行「みちのく」で仙台へ、仙台で七夕見物の後、盛岡、花輪線、大館経由で能代へ
常磐線経由ということで正規の「みちのく」より空いている臨時「みちのく」があるとのことで1時間前に出発する臨時に乗りましたが、平の先でC62牽引の「みちのく」が豪快に抜いていったのを憶えています。盛岡からの花輪線、十和田南と大館で二度方向がかわる多層建てDC急行の旅でした。
1969年夏(中学校2年) 行程、不明
1971年夏(高校1年) 上野から急行「おが」で秋田経由、帰路は福島飯坂温泉に宿泊、福島ではキハ81先頭の「つばさ」を目撃し、東北本線は上野までEF57牽引の急行でした。
1974年3月 記事 臨時特急「つばさ51号」 函館から連絡船、583系「ゆうづる」で帰京
以後、1978年6月以来、現地でクルマがあった方が便利とのことで、東北道で盛岡、仙岩峠越え、秋田経由で能代へ、東北道の進展で鹿角経由、あるいは秋田道の開通で秋田経由に 春休み、夏休みに家族で訪問 1993年夏まで
往復クルマでなかったケースは
1975年夏 北海道旅行の帰りに、青森から能代訪問、20系寝台特急「あけぼの」で帰京
1989年12月 仙台の学会のあと、東北新幹線初乗車で盛岡へ、特急「たざわ」で東能代へ、「いなほ」+上越新幹線で帰京
1990年夏 往路はクルマ、能代で1歳になる直前の長女が嵌頓(かんとん)(鼠経ヘルニア発症)で急遽、飛行機で帰京
1996年5月 秋田空港経由で初めて空路で往復 レンタカー使用 でした。
宿泊はいつも能代だったため、秋田市に宿泊したのも今回が初めてでした。能代から日帰りで秋田市内は何回か訪問しました。
秋田駅は1902年10月21日、官設鉄道奥羽北線、五城目~秋田間の開通で仮設駅扱いで開業したのが始まりで、1905年8月1日に本駅舎が完成、1961年9月1日に民衆駅として改築、秋田ステーションデパートも開業しました。
1997年3月16日、秋田新幹線開業(3/22)の直前に「光と風の駅」をコンセプトに橋上駅舎がオープン、さらに1999年7月29日に東西連絡自由通路「ぽぽろーど」、駅ビル「トピコ」がオープンしました。上の写真にも見える「日本海のうねり」や秋田の山並みをモチーフにした波形の屋根は、2002年に東北の駅百選に選ばれました。
ホームは4面10線 2015年のデータで乗車人員は10933人/日でした。
場所的には秋田新幹線で盛岡から127.3km(東京から662.6km)、奥羽本線で福島から298.7km、羽越本線で新津から271,7km
2000年に東西自由通路「ぽぽろーど」は西口広場を跨いで西口の商業施設とつながりました。
2017/6/30 中央改札口
右側のピンクの改札口が新幹線ホームへ、左側のグリーンの改札口が在来線ホームへ 構内でもそれぞれの連絡改札口があります。新幹線ボームは11/12番線、在来線ホームは1~8番線まであります。
国鉄時代からの跨線橋(北跨線橋)につながる在来線ホーム1,7,8番線やステーションデパート口改札(現メトロポリタン口)への連絡とのため、跨線橋を繋ぐ連絡通路があり、男鹿線や五能線の紹介コーナーとなっています。
2017/6/30
旧ステーションデパート口(現メトロポリタン口)有人改札口
在来線7/8番ホームと新幹線11/12番ホームは中央で区切られており、南側が標準軌、北側が狭軌となっており、奥羽北線方面から秋田に着いた乗客、あるいは新幹線で到着した乗客が7/8番線から発車する奥羽北線列車に乗り換える場合は同一レベルで改札を通り乗り換えることが出来るようになっています。
2017年3月25日、JR秋田支社ビルが完成、秋田新幹線開業20周年、4月1日に西口駐車場ビル開業、トピコの改装オープンを記念したキャンペーンのポスター(ポスターを見ただけでは何のことか意味不明ですが)。
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