小菅の複々線を走る様々な列車達 東武の車両編 12 20070系
北千住駅改良工事と草加~越谷間複々線化工事(完成)による輸送力増強用として、1997年3月25日から5扉を3扉に戻した20070系が運転を開始しました。5扉車はすでに必要数に達していたため、全車3扉車のマイナーチェンジ車として、20070系になりました。8両編成、3本が製造されました。
側引戸袋に複層ガラスを使用し、扉とガラスの段差をなくして平面化することで戸袋への引き込み防止と断熱の向上を図りました。
戸閉め機をユニット方式に変更し、エアコンは集約分散形RPU-3049A(12500kcal/h)を各車3台搭載し、屋根上エアコンキセは独立タイプとしました。
制御系、走行系は20050系と同じですが、SIVはIGBT式INV0095-F1(190kVA)をM2・M5車に搭載、CPはACモータのHS20-IをM2車に1基、M4車に2基としました。
パンタグラフは初めてシングルアーム方式が採用され、PT7112-AをM1・M3車に1基ずつ搭載しました。
←中目黒 南栗橋→
クハ21870 モハ22870 モハ23870 モハ24870 モハ25870 モハ26870 モハ27870 クハ28870
Tc1 M1 M2 M3 M4 M3 M5 Tc2
VVVF SIV CP VVVF CP CP VVVF SIV
20071 1996.11 アルナ工機
20072 1997.1 東急車輛
20073 1997.2 アルナ工機
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