日比谷線用13000系
昨日の記事で東武70000系について触れたので、東京地下鉄(東京メトロ)の13000系についても触れておこうと思います。
日比谷線の車両では3000系(1961年から1994年)、03系(1988年から)に続く3代目の車両となります。導入は2016年度から4年計画で行われるとのことで、44編成が製造される予定です。製造は東武70000系も含めて近畿車輛が一括受注となっています。
車体はアルミ合金ダブルスキン構造で側構体の接合にはレーザー・MIGハイブリッド溶接(レーザービームとアークが同時に溶融プールを作り出す溶接方法)を用い、高精度で歪の少ない構体を作り出しています。
電源・制御機器は205kW/hの永久磁石同期電動機を採用し、従来のかご型電動機に較べ25%の消費電力の削減を達成しました。制御方式はIGBT素子によるVVVFインバータ装置で1C1M個別制御方式とし、編成全体でM1車(13200形6号車)、M1'車(13600形2号車)は4群、M3車(13400形4号車)は6群(7両編成、各台車1軸が駆動軸)構成で制御する方式となっています。
補助電源装置は容量185kVAのSIVを2台搭載し、AC440V60Hzを出力し、CPはオイルフリースクロール方式コンプレッサー4台を2ユニット搭載しています。
2017年7月中旬の時点で7編成が活躍中です。
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